今朝、ラジオからのニュースに耳を疑った。
インド南部のベンガルールで開かれたG20デジタル相会合で、
デジタル大臣が、
「デジタル化は大事だが、プライバシーに配慮し、人権をまず尊重し」、
「デジタル途上国に合わせながらデジタル化を進め」、
そして「信頼に基づくデータの自由な流れを可能にする取り組みの重要性を再確認する」
と話し合い、合意したようだ。
……えっ!?
デジタル化は大事だと、コロナ禍のデジタル敗戦、と、いう標語の下で、ショックドクトリン的に急ぎすぎた結果、個人のプライバシーは後回しになり、他人の情報が閲覧できる例があるなど、人権が軽んじられ、
デジタルが苦手なまたは使うことが困難な人たちのペースやケース、そして、意見に合わせず、
そして「信頼に基づくデータの自由な流れを可能にする取り組みの重要性を再確認する」ことを国外で成果文書にしたためられても、国内で約束できない……のに??
そんな、日本のデジタル化は皮相上滑りであり、本当に、空虚である。
いや、もはや虚構と虚無に満ちた砂の城づくりに、周りは気付いているであろう。
昨日、岩手県矢巾町で日々の鬱積した不満や願いなどを叫びながらちゃぶ台をひっくり返し、パフォーマンスや叫んだことば、さらにちゃぶ台の上にあるおもちゃの秋刀魚の飛距離などを競うユニークな大会があったそうだ。
同じ時間のラジオのニュースで、耳にし、私も、参加したくなった。
「もっと国民に寄り添ってデジタル化しろー!!」
と叫びながらちゃぶ台をひっくり返したい。
(今年参加した3歳から73歳の 22個の叫び、生で聞いてみたかった。)
不満の叫びは少なく明るい願いの多い来年大会を、私は、祈っている。
ここまで読んでくださりありがとうございます。今日も頑張りすぎず頑張りたいですね。では、また、次回。