信頼されない!言葉が響かない!菅総理、最大の原因は何か
(東洋経済:岡本純子さん:9月1日)より
リーダーシップに最も必要なのは「関係性構築力」
①関係性……支持者や仲間の悩みや課題に寄り添い、協力関係を作り出せるのか
②決断力……結果を出す知見や知恵を持ち、よい決断ができるか
③実行力……約束を実行し、コミットメントを守り、一貫して言行を一致させることができるか
この3つのうち、最も必要な力は「①ポジティブな関係性構築力」だったのです。いくら決断力や実行力があっても、関係性を築けなければ、強いリーダーシップは発揮できない
ハーバードビジネススクール、スタンフォードビジネススクールの研究者らは論文で、「関係性を構築」するにあたって最も求められるのは「相手の感情を理解し、寄り添う力」と結論づけました。特に「ポジティブな感情」より「ネガティブな感情に気づいてあげる」ほうが信頼性は上がるのだそうです。
人の痛みや不安を敏感に感じ取り、理解し、言葉に出すというプロセスが大切というわけです。つまり、「共感力」と言い換えられるかもしれません。
国民が望むのは「正面から向き合ってくれるリーダー」
菅総理は、「3つの勘違い」をしている
【勘違い①】「コミュニケーションの大切さ」を理解していない。もしくは「今さらどうにもならない」と思っている
【勘違い②】「話せば伝わる」「話さなくても伝わる」と思い込んでいる
【勘違い③】「話すことは聴くこと」であることを理解していない
結び
「本気で国民と向き合う覚悟」を固めるべし