……ではなくて、予約が今日しかとれなかったから。
ぺたぺたと髪染めをやってもらってるところへ、友達のK氏が、いつもの
アロハと短パンで入ってきた。
「誕生日おめでとう。これ、プレゼント」
900ml入りのミルクをもらった。「ジャージー種 いでぼく牛乳」
静岡にある牧場でつくられてるミルク。
「きのう、ここへ行ってきたんだよ。じゃあね」
K氏はミルクを置いて去っていった。
美容師さんは、猫の頭ほどある大きな桃をプレゼントしてくれた。
帰宅したら、友達から花が届いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ce/2852d13d475869fc6acf913ba15c2d51.jpg)
短いエッセイを三本、今日中に仕上げる予定だったのだが、
一本書いたところで怠け心が湧いた。
今日は誕生日だもの、と自分に言い訳して近所のツタヤへ。
吸血鬼物と近未来物(両方アクション映画)を借り、続けて観てしまった。
ひとつ歳とったからって働き者になるわけじゃない。
むしろ逆かな。どんどん自分を甘やかしてしまう。
ま、いいか。頑張りやの振りをするのはもうよそう。
かぼちゃ、じゃがいも、なす、ブロッコリを切って、
一口大に切った牛肉と一緒にタジン鍋に並べ、塩と胡椒を少々振って電子レンジに。
できあがりを待つ間にミルクを飲んだ。おお、美味ではないか!
赤ワインとタジン鍋料理(ま、料理ってほどでもないけど)でディナー。
デザートに桃をいただいた。とてもおいしかった。
そこへまた宅配便。児童物作家としてスタートした、あおいももさんから
デビュー作が送られてきたのだ。
「マキとショウマ 千年をとんだ少年陰陽師」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3f/afba065c9a706f431fd9d7e7044d560a.jpg)
11歳のマキは親の離婚で田舎暮らしを余儀なくされる。
まあ、どうでもいいや、と冷め切った現代っ子のマキの前に、
突如、一人の少年が現れる。
その子は千年という遠い時の向こうからタイムスリップしてきた
陰陽師の卵だった……。
おっ、私が何度か行ったことのある兵庫県の「陰陽師の里」
あたりが舞台になってる! さっそく読まなくちゃ。
そういえば今夜はテレビでも原爆関連の番組あれこれ。
仕事は明日にして、これも観なくちゃ。
とにかく誕生日だしね。