ヨメナの青い空

今日の空なに色?捨てきれない青い空を見つけ出します。

神在月27日 あずきと白あずき

2016年10月29日 | 日記
神在月27日 あずきと白あずき 母がたまねぎを植えるからちょっと父を見ていてと頼まれ、1時間あまり父と一緒にすごす。手もぶさたなので収穫した小豆を持っていく。いい小豆とくず小豆と分けるため。
選んでいる横で父が「いいあずきだなあ・・・。」「またおはぎにして持ってくるからね。」「ありがとう。楽しみだ。」
白小豆をしている間には「こんな豆みたことない。」「これ白小豆だよ。」「わしは見たこともない。」「これでねり羊羹作って持ってくるね。」「まさそうだ。」
あずきの選別をしている間同じことを言っていた。何度も同じことを応対していた。いっぱい父と過ごしたいっぱいの時間を一緒に語りたいけど父の記憶にはそれはない。夕方遅く稲かけをしたこと、とまとをいっぱい収穫したこと、働き者の父がいっぱいいるのに・・・。まあわたしの心にいっぱいあるのでいいか・・・と思いあずきをよった。
家に帰って思った。「いつもおとうちゃんありがとう。」と繰り返しでもいっておけばよかったなあ・・・。
父母に年取っていく姿もなんだか勉強だなあ・・・。穏やかな父の顔に胸がいっぱいになった日。

神在月23日 かにの右手どっち?

2016年10月24日 | 日記
神在月23日 かにの右手どっち? 秋は忙しい。何せ蒔いた種の収穫の時期なのだ。種は種でもいろんな種。あまり何か思いつきすぎると大変だと最近実感している。いっぱい10月いろんなことがあったけど・・・。同じく浮かない日もあった。今日観たかった映画「ふたりの桃源郷」を観に隣町に出かけた。なんだかずっとハンカチを持ったままだった。いろんな思いがみんな出てすっきりした。本当にいい映画だった。あの夫婦の生き方取り巻く家族、葛藤はいろいろあっただろうが暖かい、やさしい。おばあちゃんはかわいすぎる。本当にいい日だった。
久しぶりに筆を持つ。障子紙の残りに描いたけどちゃんとした紙に描けば良かったな。

長月30日 10年にしてやっと

2016年10月05日 | 日記
「歌会始」の短歌の締め切りが今日。「人」という題。短歌を初めて10年。やっと出してみました。それも締め切りぎりぎり。
「当たり前のことしか詠めんなあ・・・。おまえ頭が固いのう(かたいなあ)」とだんなの評。
9月詠んだ歌。「うすれゆく」としていたら先生が「かすみゆく」になおされました。かすみゆくがあっているなあとしみじみ思います。

「さちこさん(連れ合い・母)を忘れないで!!」

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