トランプ大統領が就任後最初に会う外国首脳はプーチンのようだ。
アイスランドの首都レイキャビックで予定しているという。
レーガンとゴルバチョフとの会談に倣っている。
ここ
ずっと感じていることがある。
第二次大戦後、国際連合が創設された。
ベルリンの壁の崩壊で東西の冷戦が終わったといわれる。
しかし、世界をみるとちっとも変っていない。
オバマの時代になって米露の関係は益々悪化したように見える。
第三次世界大戦か?
私たち日本は西欧の一員であり、そういう見方に慣れている。
世界の生の情報を見ていると、偏った見方であることがいかに多いかがわかる。
ニュースを見ても、また実際に旅しても、世界はアメリカ化している。
しかし、根本のところでは、それぞれの国の歴史がある。その違いは認める必要がある。
世界の平和は、国々の違いを認めることによって成り立つはずだ。
二つの大国、米露が協力しなければ真の世界平和はないと思う。
自らの価値観を押し付けることでは協力はあり得ない。
今回の大統領選挙をみると、選挙後も含め、現在も進行中だが、
民主党は狭量であり、考えを異にするものを認めようとしていない。
民主主義というのは、国民が指導者を選ぶものである。
国民が別の選択をしたから、その選択した大統領には正当性がなどという
言い分は通用するはずはない。
しかし、民主党の言い分はそういうことだ。
そして国外的にはそのような独断的な考えがロシアとの対立になっている。
トランプは欠点だらけである(ヒラリーも欠点だらけである)。
しかし、大統領に選ばれたのであるから、チャンスは与えるべきである。
それが民主主義というものだ。
なお、ロシアのサイバー攻撃があったというがそれが大統領選挙に影響を
与えたということはない。
むしろ、ウクライナがヒラリーのために選挙に干渉し、トランプ陣営の
人事に影響を与えているのである。
民主党はそういうことは言わないで、トランプ側のみを攻撃している。
米露の協調なくしては世界平和はない。
新しい世界秩序の形成に向けてトランプ氏の努力を期待したいと思う。
利害が複雑に絡んでいる場合には、実務経験のあるものが適任である。
トランプは交渉の達人という。
今の時代には相応しいリーダーではないか。
足を引っ張るのではなく、協力すべきだと思う。
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追記
その後アメリカのWEBでは否定しています。ここ
有名なトランプのツイターでは何も述べていません。
アメリカでは議会でロシアとトランプとの関係の調査が行われています。
WAIT AND SEE ですかね。