最近やたらとレクイエムを聞いています。
三大レクイエムはもちろん
ゼレンカ、フックス、ベルリオーズにシューマン
新しいところでは、ウェッバーにジョン・ラター等等。
書いてるんだ?と驚いたのは
プッチーニで5分たらずの短いものでしたが
非常に良い曲でした。
死者の安息を願って歌われるレクイエム。
現存する最古のものはヨハネス・オケゲムによって作曲されたもの。
彼はベルギーで生まれ、初期フランドル楽派
ルネサンス隆盛の礎を築いた人物です。
三大レクイエムはもちろん
ゼレンカ、フックス、ベルリオーズにシューマン
新しいところでは、ウェッバーにジョン・ラター等等。
書いてるんだ?と驚いたのは
プッチーニで5分たらずの短いものでしたが
非常に良い曲でした。
死者の安息を願って歌われるレクイエム。
現存する最古のものはヨハネス・オケゲムによって作曲されたもの。
彼はベルギーで生まれ、初期フランドル楽派
ルネサンス隆盛の礎を築いた人物です。
ロジャー・ノリントンの指揮する
チャイコフスキーの「悲愴」を聴きました。
澄んだ音色で奏でられるメロディーが、
じんわりと心に沁みる、高貴で美しい演奏。
このような、「悲愴」は初めてで、私は非常に驚きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f7/d8478dd6b2b95cf7639d023de50955c5.jpg)
モダン楽器の録音ですが
「ピュア・トーン」と彼の呼んでいる
ピリオド楽器奏法を応用した、ビブラートをしない演奏法によるものです。
この悲愴の演奏に寄せた彼のライナーノートにこんなことが書かれていました。
「~指揮者として私が最初に考えなければならないのは次のようなことです
我々はこの強烈にドラマティックな音楽をどのように演奏するべきなのだろう? この曲は一般にハリウッド映画のごとく演奏されています
しばしば「金管が咆吼」し、ヒステリックなビブラートをたっぷりかけて。
しかしこうしたものは、そもそもチャイコフスキーのスタイルやメッセージに即して いるのでしょうか。
この交響曲には、不安と苦悩がある ― その通り。
けれども私は、ここには気高さと諦念もあるように思います。
多くの偉大な作曲家と同様、チャイコフスキーは感傷や大言壮語を嫌いました。
彼自身の指揮のスタイルは、シンプルでもったいぶらないものだったようです~」
”ハリウッド映画のごとく
金管が咆吼」し、ヒステリックなビブラートをたっぷりかけて”
↑このセリフ!!(笑)
私は彼にとても共感します。
そしてまた、彼の解説付きのユニークな演奏スタイルにも
自分の考え方に共通するものを感じました。
ロジャー・ノリントンは、彼の立ち上げた
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズとのピリオド楽器による演奏で
当初から古典からロマン派の作品に新しい光を投げかけてきた指揮者。
さらに1998年からシュトゥットガルト放送響の首席指揮者となり、
彼の言う「ピュアトーン」をはじめとした
ヒストリカルな奏法を使った演奏を用いた演奏が特徴的。
まだ彼の演奏はほんの僅かしか聴いていないのですが
今後、ますます好きになるだろう・・・という予感があります。
彼の演奏の記録や、インタビュー記事、CDの情報などは
↓このサイトにあります。
The web Kanzaki
近いうちに演奏を聴く機会があると良いな。
チャイコフスキーの「悲愴」を聴きました。
澄んだ音色で奏でられるメロディーが、
じんわりと心に沁みる、高貴で美しい演奏。
このような、「悲愴」は初めてで、私は非常に驚きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f7/d8478dd6b2b95cf7639d023de50955c5.jpg)
モダン楽器の録音ですが
「ピュア・トーン」と彼の呼んでいる
ピリオド楽器奏法を応用した、ビブラートをしない演奏法によるものです。
この悲愴の演奏に寄せた彼のライナーノートにこんなことが書かれていました。
「~指揮者として私が最初に考えなければならないのは次のようなことです
我々はこの強烈にドラマティックな音楽をどのように演奏するべきなのだろう? この曲は一般にハリウッド映画のごとく演奏されています
しばしば「金管が咆吼」し、ヒステリックなビブラートをたっぷりかけて。
しかしこうしたものは、そもそもチャイコフスキーのスタイルやメッセージに即して いるのでしょうか。
この交響曲には、不安と苦悩がある ― その通り。
けれども私は、ここには気高さと諦念もあるように思います。
多くの偉大な作曲家と同様、チャイコフスキーは感傷や大言壮語を嫌いました。
彼自身の指揮のスタイルは、シンプルでもったいぶらないものだったようです~」
”ハリウッド映画のごとく
金管が咆吼」し、ヒステリックなビブラートをたっぷりかけて”
↑このセリフ!!(笑)
私は彼にとても共感します。
そしてまた、彼の解説付きのユニークな演奏スタイルにも
自分の考え方に共通するものを感じました。
ロジャー・ノリントンは、彼の立ち上げた
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズとのピリオド楽器による演奏で
当初から古典からロマン派の作品に新しい光を投げかけてきた指揮者。
さらに1998年からシュトゥットガルト放送響の首席指揮者となり、
彼の言う「ピュアトーン」をはじめとした
ヒストリカルな奏法を使った演奏を用いた演奏が特徴的。
まだ彼の演奏はほんの僅かしか聴いていないのですが
今後、ますます好きになるだろう・・・という予感があります。
彼の演奏の記録や、インタビュー記事、CDの情報などは
↓このサイトにあります。
The web Kanzaki
近いうちに演奏を聴く機会があると良いな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/35/dd73fc31e2e770e6152c2e32d3eccaa4.jpg)
我が家の玄関。
出迎えはグイードの手。
全音階各音の高さを突き止めるために用いられた記譜法です。
特に重要である 「mi ~ fa」の半音は
四本の指の多角形の四隅を占めています。
この頃までには、4線の譜表が用いられるようになっていて
線の高さはF,C,G などの文字で示されていました。
グイード(Guido Darezzo)は十一世紀の修道士で
視唱を教えるために、mi-fa-so-laという一連の音列を考案し
sol または do から始まる6段階の全音と半音の配列を
歌い手に覚えさせることをもくろみました。
これから生まれた歌唱法がソルミゼイションであり
後の音楽教師たちが生徒たちに音程のとり方を教授するために
考え出された記譜法がこのグイードの手です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/31/71c6d803f9afe997292cbbc10e559bf0.jpg)
J.S.Bachの生涯というDVDを少し前に観たので
懐かしくなって、久々にフォルケルのバッハ伝を読んでみた。
大袈裟に褒め称えているのがおもしろい。
これらの形容詞をすっかり取り去ってしまったら
フォルケルのバッハ伝は、一体何ページまで縮小できるんだろうか。
懐かしくなって、久々にフォルケルのバッハ伝を読んでみた。
大袈裟に褒め称えているのがおもしろい。
これらの形容詞をすっかり取り去ってしまったら
フォルケルのバッハ伝は、一体何ページまで縮小できるんだろうか。
何かの歌の文句ではないけれど
本当に二歩下がっている気がする。。。
まぁ・・・留まることがなければ
長い目で見て前には進みますね。
何の話をしているんだろう(笑)
本当に二歩下がっている気がする。。。
まぁ・・・留まることがなければ
長い目で見て前には進みますね。
何の話をしているんだろう(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/71/2535af6aeeee0486f9ff8756dcbf04ae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/71/2535af6aeeee0486f9ff8756dcbf04ae.jpg)
使いまわしのネタですが・・・・
ヴェルディの声がけで作られた
ヴェルディと12人の作曲家による「ロッシーニにささげるミサ」を聞きました。
作曲家それぞれのテイストがあって、なかなか面白いです。
このミサは、なにやら内部抗争のようなものがあって
結局公演には至らなかったようです。
良い曲なのに、当時の人々はこの作品を聞くことができなかったなんて
何だか残念ですね。
1970年に発見された後、リリングによって世界初演が行われ
録音も行われました。
なので、現在は、気軽に聞くことができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c8/0ff880eb837dc54fe00528192226123a.jpg)
ふと見た作曲家の肖像画。
「確かロマン派以降の人だったなぁ・・・誰だっけ・・」
わずかな手がかりから推測して、あれこれ探してみるも
未だ決定的な確証には至らず。
一瞬聞いただけの音楽が誰ものか、探すのも大変だけれど
一目見ただけの肖像画から、作曲家を捜し当てるのも
なかなか大変です。
「確かロマン派以降の人だったなぁ・・・誰だっけ・・」
わずかな手がかりから推測して、あれこれ探してみるも
未だ決定的な確証には至らず。
一瞬聞いただけの音楽が誰ものか、探すのも大変だけれど
一目見ただけの肖像画から、作曲家を捜し当てるのも
なかなか大変です。