朝4時半ごろの、真冬の空はオリオン座がとてもくっきりと見えます。
起きると、ベランダに出て、ペットボトルの真水でうがいをする。それが出社前の私の日課になりました。以前は、寒い冬に起きるのが辛くて休みたくなりがちでしたが。いまはこの美しい夜空を毎朝眺めるのを楽しみにして、がんばって朝起きています。
私が個人事業上で使用している部屋は、陽あたりがよいのですが。
窓ガラスが多いので、当然ながら、真冬はかなり寒い。
今年は光熱費がかなりかさみ、暖房器具の使用も控えたくはあるところ。
天井にあがる暖気を回すために扇風機を併用するとか、湿度を上げるアレだとか、器具を置いてしまうと狭くなるので遠慮したい。
百均やホームセンターでは、窓ガラスの隙間テープやら、断冷カーテンやら売られていますよね。でもサイズ合わせやら、掃除やらが面倒だったりしがち。
それにそうした防寒グッズは何年も使えるわけではなく。百均の隙間テープはけっきょく何個も購入しないといけなくて、耐久性がよくなさそうで、あんがい割高にもなりそう。断冷カーテンは吊るすためのフックを別途購入だし、そうなるとカーテンレールとの兼ね合いを考えて…と頭を悩ましてしまいます。こんな小さなことで時間を使いたくはない!
だったら、もっと、身近な素材で代用できないだろうか、と考えてしまいます。
昨年、私が行った窓際の対策は、
・窓の下部に段ボールの衝立を置く
・窓際を移動しやすい家具などで塞ぐ
・カーテンを窓枠に洗濯バサミ(Y字型の大きめ)で細かく留める
・カーテンの上からシーツを吊るす
・カーテンレールにコートやジャンパーを掛ける
・窓枠の隙間に気泡梱包材をつめる
これをするだけで、2度ぐらいは室内温度が高くなります。
とくにカーテンの重ね合わせ部分をピンチで留めるのは、意外と冷気をシャットアウトできます。
ホームセンターではオシャレな柄の断熱シートなども売られていますが。
絵柄があまり好きではないのと、水張りしても剥がれやすいので、あまり使用したくないんですね。柄がついていると、部屋が暗くなりがち。だから、窓枠部分だけ梱包材をつめて養生テープなどで仮止め、開閉時はすぐ剥がせるように。シーズン終了したらすぐ捨てられるように。断熱シートなどできれいなのを買ってしまうと、洗ってまた使いまわそうかしら、などと貧乏くさいことを考えてしまうからです。
洗面台や台所などの水回りはとくに床がタイル張りやフローリングだと冷えますよね。
百均で買ったアルミシートを敷き、そのうえから余ったマットを二、三枚重ねています。安いマットだから、古くなったら棄てればいい。
自分のデスクの下も余ったマットやら、座布団やらを敷いています。
布団は重い掛け布団にすると拷問にあわされている気分になりますので、今年から毛布二枚敷きにしました。敷布団や敷き布団の下にアルミシートを敷いてもよいのですが、万年床にしてしまうと、湿気がこもり、カビが生えてしまうこともあります。古い布団がいくらでもありましたので、二重三重に敷くことにしたら、なんだか笑点の座布団高い状態で笑ってしまいます。布団じゃなくて、座布団でもいいのかもしれませんね。ジョイントマットはインテリアとしても、防音対策としてもいいのですが、片付けるときに邪魔になりそうですし。昔の家の畳って、あんがい、すぐれていたのだなと思うのです。冬あたたかくて、夏は特に涼しい。
断捨離で服が大量に出てきたので。
部屋着に何枚も着込んでいますが、肩が凝るし、厚着に慣れると寒さに弱くなるので考えものでもあります。でも、実際、自分の服で調整するほうが楽なんですよね。ネックウォーマーもあるけど洗ったら伸びそうだし、自前のマフラーで調整したほうがいいような気さえします。でも、重ね着しすぎると、洗濯ものが増えてしまうし、この時期はあまり渇きづらいので、すごく悩ましい。使い古しのダウンを着たまま寝るといいですね。起きてそのまま、コンビニか、朝の散歩ぐらいなら出かけられそうです。
耳当てみたいなのもありますが、室内ではつかわないので、荷物になりますよね。
帽子も髪型が変わってしまいますし。どちらかというと足もとを温めるほうがいのでは。でも、あまりにもモコモコしたスリッパは可愛らしすぎて不似合い。なので、室内で軽めの靴を部屋履きようにして、寝る時も履いて寝ます。もし地震などがあったりしたら、そのまま外へ逃げられますし。
マットやら暖房器具やらをあちこちに置くと、足で蹴飛ばすし、掃除のときに邪魔だしで、不便なんです。
ちなみに電気毛布は突然壊れたときのために、毎年かならず二、三枚は予備を常備しています。電気毛布は電気がつかなくなっても、その毛布自体はフリース素材で暖かいので、コードをちょん切ってマット代わりにできそうですよね。
私の亡くなった父は夜釣りが趣味だったのですが、電気毛布のコードを抜いて、スキーウェアのような厚手の上下スウェットに縫いつけ、防寒着として愛用していました。電気は発電機からとっていたのでしょうか、いまとなっては謎なのですが。
通販でも、着れる毛布とかいう、長ったらしいガウンみたいなのも見かけましたけど。あんなのきたら、セラームーンのブラックムーン編に出てくる、ワイズマンみたいで無気味すぎやしないでしょうか? 明治大正時代の、掻巻という、綿入り布団素材で着たまま寝れるものがありましたが、あれが原点なんでしょうね。
なお、冬の防寒対策で控えたいのは。
温まるからといって、何杯もコーヒー、紅茶を飲んだり、生姜湯などを利用することです。
夜遅くだとカフェインで眠れなくなるし、利尿作用もあるし。とくに甘い飲み物は糖尿病リスクが高まるので、今年からは敬遠するようになりました。コーヒーは一日一杯朝だけで砂糖なし。昔はかなり好きだったのですが。紅茶を水筒に入れて部屋中持ち歩いています。
ところで最近思ったのは。
アルミシートもそうなのですが。あんがい、アウトドアグッズって防寒対策にすぐれているのではないか、ということですね。非日常に携帯するものでも、普段づかいすれば価値が高まります。
(2022/12/04)