陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

二月は逃げたいが、逃げられない

2021-02-07 | 自然・暮らし・天候・行事

至極当たり前のことですが、今年の二月は昨年よりも一日少ない。通常どおり、4週間きっちり。多かろうが、少なかろうが、毎年憂うつなシーズンです。

ここ数年毎年のように愚痴っていますが、まず確定申告の準備。
昨年末に収支のやりくりでミスってしまったことがあったり、源泉徴収票の取り寄せはもちろんのこと、格別に書類が増える事態が多かったので、面倒です。やり出せば簡単なことなのだけど、着手するまでが長い。逃げてばかりですね。少しずつ進めてはいるけれども。

それに輪をかけて悩ましいのは。
個人事業上の取引先とのトラブルでして。お相手様がご年輩男性の事業主だったので気を遣っていたのですが、不当に契約不履行をされてしまいうんざりしています。差別してはいけないと思うのですが、折しも五輪委員会会長氏の発言といい、著名なカリスマ経営者が妻を暴行した件といい、池袋の自動車暴走事故といい。わがままでご自分本位すぎるお年寄り、ほんとうにどうにかしてほしい。自分と同年代ぐらいの事業主さんのほうが、信頼関係築きやすいです。

以上の件が、やっと解決の目途が見えたのが今週の末。
予定していた確定申告作業も遅々として進まず、しかも、くだんの老事業主がその後も嫌がらせで経済的損失を与えようとしてきたので、相談をして対処中です。おかげで、先月末に発売されたものも、読むには読んで楽しんだが、レビューするどころではないありさまです。

個人事業主は会社が守ってくれるわけでもないし、取引をひとつ失っただけで、生活に響くこともあります。それがほんとうに怖い。
副業での雇われの収入もないことはないけれども、あまり期待できない状況ですね。空き家の修繕とか、実家墓の移転とか、将来的に行いたいこともありますし。

からだも気持ちも冷え込みやすい時節、陽の光りも乏しくて、なかなか作業がはかどらなかったり、決断できずじまいの自分に苛立っています。

家族ともども事故やら災害に遭ったり、健康を損なったりはしてはいないだけマシなのかもしれませんが。今は病院に行くのさえ、憚られますね。

私の場合、現時点では親族内での揉め事はないのですが、たいがい、他人からとばっちりかと思うようなことをもたらされているような気がします。
逆に考えると、その相手と縁が切れてよかったと考えるべきなのかもしれませんが。数年前に、かなり尊敬して信頼していた事業主に、裏切られたこともあってか、ひと付き合いに対してはかなりシビアになっています。これは会社勤めでもそうなんですけどね。もちろん、私にも過ちはあっただろうけれど、あきらかに相手の過失もしくは故意の証拠があるのに、こちらに責任転嫁され、損失を被せられるのは、どうも鼻もちならない。べつに倍返しで報復したいわけではないのですが、ああいう溜飲の下がるドラマが流行る理由がわかりますね。私も昔は苦手だったバイオレンスなものを平気になりましたし。

ブログにあまり暗いことを書くのはよくないのですが、どうしてもしんどかったので、吐くことにしました。
SNSとかで、仕事の愚痴とかたくさんあるだろうに、表では明らかにしないメンタルの人は正直、すごいと思っています。



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