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裏庭を素敵に改造しようプロジェクトが現在進行中(おもに家族の陰謀で)なのでして、なんだか最近やたらと増えていく植生にちょっと慌ててしまう管理人です。
そろそろシーズンオフなので値切りされたらしき、桜の若木一本。
いったん根が張るとうかつに動かしにくいものだから、何処にしようか迷います。迷っているうちに雨天続きで作業中止。とうぶん鉢植えのまま借り住まいになりそうです。
お知り合いのとある畑にも、道路沿いにいつのまにか金柑の木が生えていて、あらこんなのあったかしら、といぶかしんだところ。どうも公道建設で収用された土地にあった庭木を移植したものらしい。どうやってきれいに掘り起こしたのか、気になりますね。
ただいま絶賛、お花見の季節。
うちは先週ご近所の公園で。ちょうどその後に雨で散ってしまった様子。今年の葉桜は早そうですね。雨が降ると、桜が去るのも早い。おまけに数年に一度の皆既月食も拝めずじまいでした。
桜は市街地の本通りでしたら、たいがいどこにも歩道際に植えられています。
でも、根が盛り上がってアスファルトを割ったり、動脈瘤みたいに浮き出てるのもありますよね。最初に植える時にお互いの間隔も計算しておかないと、いけないだろうし。
小学校だったかの国語の教科書で、バスの運転手さんが、日本海と太平洋を結んで桜を植えた、という実話を読んだことがあります。ロマンチックで美談ですけど、生活をかえりみないボランティア活動って、ご家族の理解があってこそですよね。
お花見といいましたら、三月初旬にとある山中の梅林に出かけたときのこと。
観光パンフレットには安全と書かれた車道が、かなりの急勾配で、途中で自動車がエンストしてしまって(しかもとんでもない場所で)慌てました。通りがかったトラックのご夫婦に助けていただいて事なきを得たのですが…。一歩間違うと崖から滑って転落か、一晩そこで過ごすか。怖い思いをしました。山中ですから、携帯電話も通じないですし。
こんなふうに、とりたてて大きく喜べることはないけれど、おだやかに春を迎えられるのも、命あっての物種というものですよね。