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そもそも民主主義の存在しない今の日本で投票率を上げると民主主義は崩壊する

2023-05-27 23:30:27 | 無関心の勧め

以下は一つの考えであり、議論するつもりは全くありません。皆さんご自分の中で考えてください。僕は正しいとか正しくないとかいう論争は全く意味がないし、僕にとってはどうでも良いことです。

ただ考えてみて下さいね。

そもそも民主主義の存在しない今の日本で投票率を上げると民主主義は崩壊する

投票率向上により独裁管理監視主義国家が誕生する。

選挙になると投票率が常に問題になります。僕の住む地域でも投票率は30~40%台で推移しています。

テレビのニュースや県や市あるいは選挙管理委員会が投票率が低いことを問題として報道したり、広報車が巡回しています。

毎回投票に行く人たちは、投票率が低いのは政治的無関心がいけないのだ、国民である以上権利を放棄してはいけないと真面目に、特に投票率を上げるのが良いことだと思い、若者だけではなく投票に行かない人はダメだという論調で話します。

先日も、ある非常に活動的でいろいろな問題を提起されている方と話しましたが、やはり投票率を上げるのが大切だと言います。

僕はその人に、まあ一般的にはそうでしょう。でも、僕は今の政治を変えるには、投票率をゼロにした方が良いですよと説明しても全く理解でききません。

それはそうでしょう。それが国民の権利であり、民主主義だとそう思い込まされているからです。

僕はこれまでも無関心でいろと説明してきました。選挙に行くなと。

どうも多くの人は民主主義は多数決だと勘違いしているようです。

そもそも若者をはじめとして、選挙に行かない人が多いのは何故かと考えた時に、関心が無いというのもありますが、政治に対してもうすでに無気力になっているからだと思います。

あなたの一票が社会を変えるという言葉が虚しく響き、そんなの嘘だろということです。

そして実際にそうです。誰か政治家になり政治を動かしているかを考えたらそれは経済界や権力者です。これは明白でしょう。

一般庶民の一票など社会を変えることなどできません。住んでいる場所によっても一票の重さも違うのです。

何をどうしようが自分の一票で変わるわけないじゃんと。

その関心も興味も失った人に選挙に行けと言われても、行ったところで一体、選挙会場で誰に投票しろというのでしょうか。

いや、政治に関心を持ちきちんと立候補者の政策や人柄を把握して投票してくださいとでも言うのでしょうか。

はっきり言いますが、それは無理です。政策を見てもその立候補者のことはわかりません。紙面の政策など誰も深く書いている訳では無い。

そんな字面をみてわかると思いますか。それに市議会議員や県議会議員にいたっては一体何人立候補しているのですか。

本当にやろうと思えば、取材に行くしかないでしょう。そんなジャーナリストのようなことはできません。

自分の住んでいる地域以外の候補者の事務所に行って、話を聞きますか。自分の地域以外の候補者のところに行けば警戒されます。

そもそも立候補者が個人に関わりあっている時間などないでしょう。

その人の演説を個別に聞きに行きますか。それも不可能。

庶民も会社に所属して利権構造の中に取り込まれています。ですから、誰に投票するかは所属する会社や団体の利益で行動するしかないのです。

立候補者も当選するには政策など曖昧にして、当たり障りのない耳障りの良いことを言うしかありません。

それで投票率を上げましょう。投票に行かない人は国民としての権利を放棄していると言われても、

投票率向上に何の意味があるのか?あるいはその意図することは何なのかを考えないといけません。

表題にあるように、そもそも日本の民主主義は民主主義ではありません。

投票に行かない人が悪いというならば、投票に行く気力もないほどの政治を運営しているのは誰かという問題も同時に責められるでしょう。

政治家の人は、庶民にその責任を押し付けてはいけません。

今の状態で投票率を上げても、多数決を民主主義だとしている時点で、この国はもう終わりです。

投票率が低いと言う現象は逆に、皮肉にも民主主義の在り方を示しているように僕は見えます。

民主主義は多数決ではなく、少数の意見を取り入れながら話し合いで決めていきましょうということです。強行に多数決で決めるものではありません。

しかし、どうですか。国会をみてもそうですが、話し合いをしているように見せながら最後には数の論理で強硬に可決していく。

それを見せつけられている庶民に対して、投票率をあげましょうなどとよく言えたもんだ。多分何の思考もしていない人がそういう理屈を言うのだと思います。

それを変えるために選挙に行きましょうなど、できるはずもない。何しろ権力で当選しているだけだからです。

庶民の一票など社会を変えません。

さらにマスコミを使って、国民を洗脳しており、それに騙されている国民が8割もいるのだから、この状態で投票率を上げたら、少数派の意見など何もかもないがしろにした独裁政権が出来上がることは明白。

注)洗脳された人が8割という意味は、嘘風〇事件や嘘戦争などを見たらわかるでしょう。

なぜ少数派の意見を大切にするべきかというのは、多数派の意見が間違っているかもしれないからです。真実や本質は少数派の中にあることが多々あります。

さらに少数の弱者の人々にも配慮した世の中が平和で幸せな世の中です。

注)今の弱者を盾にした一部活動家の過激な方法には僕は賛同しません。その方たちの活動にはおそらく弱者も賛同していないと思います。

つまり、例えれば、嘘風〇事件で8割の人は口輪をつけて、摂取したわけです。

これが例えば口輪と摂取を投票で決めましょうとなったとすれば本当に恐ろしいことです。これが多数決の論理。多数決は恐ろしいと思います。

僕はだから、選挙に行くな。投票率ゼロを目指せと言っているのです。

僕は無関心を進めていますが、今では超無関心にパワーアップしました。

もし、民主主義を創ろうと思うならば、民主主義とは多数決では無いということをきちんと国民に知らせるべきです。

この洗脳された国民が8割を占める国で投票率を上げたり、国民投票をしたりすることを考えると、

その多数決で決まった結果に僕はぞっとします。

政治家は国民の多数が決めたことだからということを理由に、誘導したい方向にいくらでも持っていけます。

それに対して、国民は何も言う権利はなくなります。これを民主主義と言うのでしょうか。

そんな茶番に僕は嘘には従いたくありません。

投票率ゼロで政治家の権力を奪い、庶民はもう一度、民主主義とは何かについて考えることです。

そして、もし日本に民主主義が完成しても、投票率は50%程度が僕はちょうどいい案配だと思います。残りの50%は多数決で決定されない為にもバッファとして確保している分です。

どんなことにも遊び(余裕)が必要でしょう。

無関心に興味がある方は、僕のブログのカテゴリ 無関心の勧めをお読みください。無関心について18程の記事があります。

 

追記

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