夏が来れば思い出す2

ここからはT君の報告ですが
おもむろに店内に入り ターゲットの ビデオと
洋画2本の計3本を持ってカウンターへ
段取り通り 他の2名もカウンターへ
会員証をないことを告げ 手続きに入り
用紙に記入したところ
ビデオ屋のおばはんから「あんた〇〇さんのところの子やろ！」
秒殺・・・

慌てて店内を出てきたT君と先輩の家に逃げ込み
我々の壮大な計画は幕を閉じたのでした。
明らかにサイズが合わない黒のスニーカーで走ったT君の
激走がいまでも脳裏に浮かんできます。

今から考えると 狭い街の商店街でガキの頃から遊び倒していた訳ですから
バレるのも当然
しかも真夏にツイードのジャケットにハンチングにサングラス 汗だく
北朝鮮のスパイみたいな中学生
多分店内に入った瞬間 怪しまれていたはずでございます。

インターネットで色んな情報が溢れかえっていない
30年前 多分同じような 笑い話があったことでしょう。

それから先輩の家で 仕込みで入店していた
二人が借りてきた ゴーストバスターズとロッキーを
2日に分けて 皆で観賞しました。