週末専業主夫は見た!たま~に妻も見た!

一家4人社宅暮らし 週末専業主夫とその妻の徒然に書き綴るブログ 

ミスターラグビー

2016年10月21日 | 日記
平尾さんが亡くなり ました。53歳でした。

我々世代は皆スクールウォーズをみてラグビーを始めた
はずで、私もその内の一人です。
ほんまの決勝戦を観たくて
ラグビー雑誌の読者同士でビデオをダビングしてもらうために
確か千葉の方まで手紙を書いて取り寄せた記憶がございます。
また 大学選手権の慶応戦では、ラインアウトからの攻撃で
解説の日比野さん曰く野生のチーターのようなカットインからの
独走は今でも覚えています。

始めて実物を見たのは確か 85年のアイルランド戦
場所は長居陸上競技場やったと記憶してます。
また、花園ラグビー場では今では考えられないですが
記者の囲み取材の近くまで行けたので
端正な顔立ちと京都弁のギャップに驚いたことを覚えてます。

昨年の秋頃から、痩せたとか病気ちゃうかとか憶測はありましたが
今年の春に公の場に出た画像を見て う〜んって
主婦と言って ました。

顔もプレーはもちろん別格で注目されてましたが
私が印象に残っているのは
むかしインタビューでラグビーの面白さって何ですか?
って聞かれたとき
彼は「ラグビーは、前進したいのに前にボールを投げられない
その矛盾が面白いのとちゃいますか」という 内容の答えをしてはりました。
基本中の基本 前に投げられないことに スコープをあてられる感性というか
そのスポーツの持っている 本質みたいなところに
トッププレーヤーが魅力を持ち続けていることに驚きました。

まだまだ日本のラグビーのためにご活躍いただく方だったのに
本当に残念です。
天国でトリコロールのフェルトのキャップに スズキのブルーソールを履いて
若い頃の鋭い目つきで走って欲しいものです。
ご冥福をお祈り致します。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サンデーナイト | トップ | やっと秋らしく »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿