別れの季節？

　２６４５と約４０００　この数字は何なのか？　前者は日本の今年１月の自殺者数、そして後者はイラクで亡くなった米兵の数です。自殺の善悪を論じるつもりはありませんが、今日この新聞記事を読んでショックを受けました。日本ではここ１０年以上、年間３万人以上の人が自ら命を絶っている現実があります。

　街ではそろそろ卒業式シーズンを迎え、今日の帰宅途中でも、それっぽい学生さんのグループが電車に乗ってきました。花束を持っていたり、少し泣いたのか目元が腫れている人がいて、就職活動の大学生よりもわかりやすいです。ふと自分も長い間会っていない、友達とか何しとんかな～？元気かな？生きとんかな～？なんて考えていたら、その後に、どうも葬式帰りの老人５名（男）が乗ってきました。少し耳を傾けると、どうやら親戚や会社関係ではなく、どうも同級生同士のようでした。同級生のうち、あと何人が生きているか　なんて話題になっておられ、（どうも半分くらいになっているようでした）　その後その老人グループのちょっとチビのおちょっけっぽいキャラの爺さんが「最後の一人になるのは寂しいな～」な～んて　明るく仰っていて　お仲間の方々も「そうだよね～しかも最後の方なったら葬式に行く体力もないかも　後残りの人数の半分くらいでいいよ　ガッ八ッ八ッー」みたいな受け答えを　少しお酒も入って大きな声でされていました。っていうかまだまだ皆さん当分お迎えはきまへんで～！　ある意味こちらも人生の卒業式帰りやな～っと心の中でつぶやいてました。そうこうしているうちに駅に止まり、学生グループのうち数人が降りていき、またしんみりした雰囲気で別れていきました。本当の人生のお別れをしてきた老人同級生軍団と今日卒業式とりあえずのお別れをした若者　　う～ん　っていうかお座敷列車ならぬお別れ列車！（ちょっとすべり気味！）　っとツッコんでいました。　
　自殺するなんてもったいない　生きてるだけで丸儲け！　屁こいて寝ます。プ～