どないやねん！

　夜飲んで帰るときに、電車の中で他人の会話が良く聞こえてきますが、思わず「どないやねん！」とツッコンでいる自分がいます。

先日も、ほろ酔いの男女　どうも言葉からは関西人（男）（あまり好きな言い方ではありませんが）と、東京の人（女）が２人で話していました。よくよく聞いていると、その関西人は京都の出身らしく、「○○さんは京都出身でしたよね？祇園祭と川床とか行ってたんですか？」と東京人が聞くと、「学生のときは行ってたよ～」なーんて返してました。

　そんなどうでもええよーな　抑揚のない話が続いていたんですが、「○○さんの実家って京都のどのあたりですか？」「ここが、清水寺、ここが金閣寺　ここが銀閣寺としたら　どのあたりなんですか？」っとその東京の人（女）が指で出入り口の車窓に地図を書いて、その京都人（男）に説明を求めていました。そして京都人（男）は金閣寺の少し左端を指差し「このへんかな～」と言ったので、私は心の中で「嵯峨？大覚寺の近く？　嵐山？　まさか亀岡？」なんてつぶやいていたのですが、その京都人（男）が発した言葉を聞いた瞬間、びっくりしました。

「このへんかな～福知山」　え～　どんだけぇ～　　いやいや君が指差す場所はここやろと　私の目の前の出口左側のガラス窓の一番左端上を見て、笑いをこらえてました。福知山をどうこう言いませんが、ごまかすにも程があるし、そのごまかし方は福知山出身であることを少し恥ずかしがっているのではと感じてしまい・・。東京で言うと「俺江戸っ子」っと青梅の人が胸張って言っているようなものやぞと心の中からツッコミました。私の頭の中では関西人→京都人→福知山人→　そして乗っていた電車が青梅行きの特快だったので　もしかして今は青梅人と　ええ落ちやんかと思いながら中野で下車しました。東京の人（女）が京都の地図で福知山の位置を確認しないようにと願いながら・・・。