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一家4人社宅暮らし 週末専業主夫とその妻の徒然に書き綴るブログ 

成人の日

2013年01月14日 | ひとりごと
 本日は、生憎の雨模様ですが成人式ですね。
20年前、主婦と主婦の父に車に乗せてもらって
会場まで行きました。そのあと、小生の家で
同級生数人と宴会をしました。時間が経つのは早いものです。

ニュースでは、体罰で自殺した高校生の話題が大きな問題となっています。
「サッコウ」こと桜宮高校は昔から、スポーツの盛んな高校でした。
自殺した生徒が弱いとか、教師を擁護するような馬鹿な意見を言っている人もいますが
事実関係は不明ですが、こんな指導者がまだ居たことに驚きです。
 小生も中学・高校と強豪校と呼ばれるところでラグビーをしましたが、プレーのことで
先生や先輩から叩かれたことなど一度もありません。
そもそも、目先の勝利だけを目指した指導ではなく、人間としてラグビー選手として
一人前にすることが、真の目的だったように今思い返すと感じます。
高校では、試合前1週間の全体練習を怪我などで休むと試合には出れません。
たとえ、高校を代表する中心選手であっても、その人が出ないと勝利できないような相手でも
チーム内のルールとして決まっていました。
無理をさせて選手を潰してはいけないという思いからそのルールができたと聞きました。

 そんな先生も烈火のごとく叱ることがあり、時には手を出されることもありました。
それは、時間を守らなかったときです。10分前行動、5分前集合が原則でした。
ラグビーとはルールのあるケンカと言われるスポーツです。
そんな、ルールを守れない選手同士がプレーすると、それはもはやラグビーでは
なくなってしまいます。時間を守る、ルールを守ることができる人間こそがラグビーをする資格のある
人間だと仰ってました。ある別の先生が、恩師と海外遠征に言った際に、二人で街を歩いていた時
道幅の狭い道路で車の通りもなかったので赤信号を渡ろうとしたとき、不意に行く手を両手で
遮られたそうです。一言恩師は、「ルールは守らんと」と、それほどルールに厳格だったそうです。
卒業してから知ったのですが、先生の理想のラグビーについてこう仰っていました。
それは、レフリーの必要ないラグビーだと、レフリーがいなくても、お互いが律し、クリーンに試合が
できることだと・・・。こんな素晴らしい指導者に出会えて本当に幸せだと思います。
おそらく多くの指導者はどうやって勝つ、素晴らしいチーム(選手)を作るだとか
考えるのでは?ないでしょうか?
 この体罰をした先生もおそらく、現役時代不当な暴力、体罰を受けてきたと思います。
それを耐えることで、自分自身成長してきたと、大きな勘違いしてきたのではと想像します。
また、多くの体育会系は昔はそうでした。
目の前の勝利を一番に掲げる指導者たちの膿が今回の悲惨な事件となったのではないでしょうか?
 所詮スポーツは遊びなんだということ、集団行動を身に付け、ルールを守り、厳しい練習に耐えること
勝って喜ぶこと、負けて学ぶこと、本当の基本的なことが抜けていたのではないでしょうか?
スポーツをすること自体が素晴らしいことなに・・・。
なんか、長々とすいません。





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