五輪２

　北京五輪もいよいよ今日で終わりとなりました。女子ソフトボールの金メダル、男子リレーの銅メダルと最後に感動しました。
　
　それにしても野球の４位は、残念でした。　韓国に比べ準備不足が後になって言われています。韓国では、８月中のプロ野球を中断させたり、国際規格のボールやマウンドに韓国プロ野球が合わせたり、審判にいたっては、ストライクゾーンをメジャー式に変えたりし、韓国野球会全体で戦う準備をしてきたようです。そして昨日のキューバ戦に見事勝利し、金メダル！結果論だが、取るべくして取った金メダルに思えます。しかし、日本の選手も与えられた環境でベストを尽くしました。４位という当初の目標からは大きくかけ離れた結果となってしまい、選手関係者の無念を想像すると・・・来年のＷＢＣでリベンジを果たすことを期待します。

　しかし、日本での報道を見ると腹が立って、腹が立って！勝敗には、いろんな要因があって選手・関係者は力を抜いている奴が、どの競技でもいるわけがない。
頑張りまくっとるわけです。特にうっとしい漫画家のやくみつるにいたっては、韓国戦に敗れた翌日、「野球の代表に、ソフトボールの女子選手の爪の垢を飲ませるべき！や、野球選手が他のスポーツに比べ厚遇されているから」などと新聞やＴＶにコメントしていた。あまりにも失礼、無礼極まる発言で不快でした。何様！なんでしょうか？おっさん漫画家やろ！漫画書いとけボケ！（故はらたいらでもクイズダービーくらいやったぞ！）

　まぁ確かに野球やサッカーなどの対戦型競技において、我々ド素人は、監督の采配や選手の動き、試合について、あ～でない、こ～でないというのが楽しみ方の一つですが、忘れていけないことがあります。選手に対する尊敬の気持ちです。どの競技でも日本の代表なのです。一流選手なのです。結果でしか評価できないことは理解しますが、決して表には見せない日々の努力に想像を巡らせ、勝利のうれしさ、敗戦の悔しさを共感するのもオリンピックの見方でないでしょうか？結果を出して勝利の美酒に酔っている選手の影で、すでに次の目標に向かってリベンジすべく努力している、多くのアスリートがたくさん居るはずです。