休日出張！

　土曜日でしたが、仕事で群馬に出張してきました。高速が割引になっているので、少し余裕を見て朝5時半には出発し、昔から好きなＡＭラジオ（ニッポン放送）を聞きながら、走っていました。

　ラジオからは、昔懐かしいＯＮ（王・長島）のエピソードが語られていました。ＯＮが誕生して50年になるそうです。

　長島さんと言えば、もちろんスーパースターで偉大な野球選手でしたが、引退後はその天然キャラが面白おかしく伝わってくることが多かったのですが、今日の放送の内容には感動しました。

　元ニッポン放送のスポーツアナの深沢さんと言う方は、長島さんと歳も同じで、後楽園球場の通路で長島さんとすれ違い様に、飯に誘われたのがきっかけで、親しくなったそうです。そうこうするうちに、東京でナイターが終ったあとは必ず深沢アナウンサーは長島さんの自宅に行き、夜中の１時２時まで練習に付き合ったそうです。　調子が悪くなると「どこが悪い！、これだけ一緒に居ると分かるだろ！」と長島選手が聞いてくるそうで、打撃技術に関しては素人の深沢さんは、勉強されてアドバイスできるまでになったそうです。あるときは、紙を丸めてボール代わりにして、長島が指定する、ピッチャーのホームを真似て投げることもあったそうです。そして練習が終ると長島夫人が、おしぼりとキリンレモンとメロンを持ってくるのがお決まりだったそうです。この話は現役時代には一度も漏らしたことがないそうです。

　長島さんはホームゲームの際、いつも球場を出るのが誰よりも早かったそうです。ゲームの興奮状態のまま、家に帰って練習をするためだったそうです。先日、プロ野球に入る新人のための研修で奇しくも王さんが、全く同じことを話していたことを深沢さんはお聞きして驚かれたそうです。とにかくバットを振りなさい、特に試合が終ってすぐに、試合に臨んだ体で・・・と熱く語られたそうです。

　時代を飾ったスーパースター、天才なんてよく称される長島さんですが、実は隠れたすごい努力によって支えてこられた結果だと思いました。まさに天才の努力！
最後に深沢さんは　当時、王さん、長島さん、張本さんに個別に話を聞くと３人ともが「オレが一番振っている（練習している）」と言うそうです。
　天才ではないですが、努力しよ～・・・