ひとり寂しく・・・。

　昨日、妻と子供たちが一足先に大阪へ帰省しました。チケットがまだ安いのと、お盆も帰っていないので、孫の顔を早く見せるために早めに帰りました。プチ単身生活ですが、結構さびしいです。

　羽田空港まで送ってから、夜は家でひとりＭ－１グランプリを見てました。漫才のネタを競う番組でもう７回目を迎え、恒例となっていて毎年欠かさず見ています。途中、大竹まこと氏の講釈たっぷりの批評にイライラし（ひとり評価が真逆）オール巨人さんと新助さんの解説に納得しながら、各組の漫才を見ました。優勝はサンドウィッチマンという無名コンビでなんと敗者復活からの優勝でした。いくらプロとは言え、決勝に残った３組は、みんな面白く、まさに芸って感じでした。Ｍ－１に優勝するとＴＶでの露出が増え、ネタ（漫才）をあまりＴＶでしなくなるのが残念です。ライブは瞬間瞬間の一発勝負なので、順番、ネタの構成、ネタ以外のところの笑いが影響したり、本当におもろいです。

　ネタといえば、先日もレッドカーペットというお笑い番組を妻と観ていたのですが、これは短いネタを売れていない若手芸人が次々とネタをやっていき、移動式のレッドカーペットではけて行きます。（司会はＭ－１同様　今ちゃん）たしか１回目はあるある大辞典が問題を起こして中止になった、穴を埋めるためにやってました。その中で今回、髭男爵というコンビにハマりました。中世の貴族風の衣装に身を包み、手にはワイングラス、ツッコムときにワイングラスで乾杯し、語尾を延ばして韻を踏みます。妻と僕とのなかでは一番高評価で、来年あたり結構来るかな～と言ってました。そんな髭男爵を昨日、Ｍ－１のハリセンボンがネタをやっている裏で中野ケーブルＴＶのビタミン寄席で観ました。（生理的にハリセンボンが受け入れられないためチャンネルチェンジ）同じような内容のネタをレッドカーペットよりも長い尺でやってました。ガっ全くウケてなくて、おもろくありませんでした。ボケの間隔が長く、ツッコミが全く印象に残らず、しまいには客をイジル最悪のパターン・・・。　ビタミン寄席自体が超若手ばかりで、全体的におもろくなく、会場は全く暖まっていないのですが、それにしてもおんなじ漫才師とは思えませんでした。笑うということは、ほんとに奥深いなと改めて感じました。まるでラーメンのようです。（なんのこっちゃ？）自分がうまいと思った店に友達を連れて行っても、あまり賛同を得られなかったり、前回食べたときよりも旨くなかったり、人気が出て味が落ちたり、同じ神座でも、心斎橋は旨くなかったり・・・（昔よく妻が言ってました）。ただ共通して言えるのは、基本的なことが欠如しているとだめです。ラーメンではスープが熱く、麺がのびていないこと、笑いでいうと不快な気持ちにさせないことですかね～。