年末から始まった
全国高校ラグビーもいよいよ
9日に決勝戦の桐蔭学園対京都成章戦を残すところとなりました。
母校も3回戦で敗退しましたが
反則の少ない、クリーンな試合を
見せてくれました。
準々決勝の東海大仰星対東福岡は
歴史に残る名勝負でした。
21対21の同点で
後半は、ロスタイムが18分も
試合が続き 勝負がつかず
引き分けでトライ数も同じだったので、抽選の結果、東福岡が準決勝に
進みました。
試合後の敗れた東海大仰星のキャプテンのコメントを読んで
感動しました。
そのコメントです。
「東福岡さんと仰星の違いは、自分たちのやるべきことをやり切れたかどうかでした。終わった瞬間、相手のキャプテンにはナイスゲームと伝えました。相手もナイスゲームと言ったと思います。後半の最後の方は、勝ち負けというより、東福岡さんと戦っているというより、もう30人でラグビーをしている感じでした。敵味方がなくなって。ノーサイドが、笛よりも先に来ていました」
ラグビーに限らず
本来スポーツは
審判がいなくても、互いに尊重しあい
プレーを楽しむ状態ではないかと
思います。
お金のためや
国やチームの名誉のために
戦う姿も、もちろん真剣で感動しますが
この試合も日本一を目指した戦いだったはずですが、最後はそんなことは
どうでもよくなって
ただ、一生懸命にラグビーをしている
ただ、その姿だけを見せつけられました。
まるで、子供の頃
ケンカしたけどなんか
最後は仲良くなるみたいな
お前強いな〜って言いあった
あの感覚と似ているのかな?
本当のノーサイドを見せられた
気がします。
試合終了の瞬間
足がつって倒れる東福岡の選手の足を
仰星の選手が
即座に伸ばしてあげる姿が
印象的でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます