週末専業主夫は見た!たま~に妻も見た!

一家4人社宅暮らし 週末専業主夫とその妻の徒然に書き綴るブログ 

デパート

2008年10月24日 | 日記
 先日帰宅途中に購入したスーツが出来上がるので、新宿の伊勢丹に寄ってきました。私はガキの頃から結構デパートが好きでした。遊びに行くといえば、外食、野球、映画、動物園、デパートetc 街中でばかりでした。特にデパートは屋上に遊園地的なものとペットショップ、最上階には大食堂(先に食券購入→マイクのコール)、地下の食料品売り場では最近見かけなくなりましたが、円形のプールみたいなところに、お菓子や飴なんかがぎっしり置いてあってぐるぐる回っているのをかごに入れて買うのがあったり、焼き豚がこれまたくるくる回って焼いていたり、一日居ても飽きなかったように記憶しています。今でも、休日に出かけて昼食に迷うと必ずデパートに行きます。子供を連れていても嫌な顔もされませんし、ゆっくりできるし、なんか今も昔も非日常を感じれる場所です。

 そんな好きなデパートの中でも伊勢丹は別格で、中々大阪のデパートに例えて説明しにくい存在です(梅田阪急とも違う)。当日は私と同じ疲れたサラリーマンがスーツを取りに来ているのか、伊勢丹メンズ館8階へのエレベーターに3名いました。途中カジュアルを売っているフロアに停止し、そこからスタイリスト(店員)を引きつれ袋を2・3個持った50代に見えるおっさんが1人乗ってきました。年齢の割りにオシャレでしたが、昭和30年代の栄養事情が影響し身長は160cm前後 妙に派手な流行色のパープルのネクタイ まるでドン小西か! でも金は持っていそうでした。また小金持ち特有のでかい声でファッションについて語ってました。・・・おそらく下着まで伊勢丹で買ってそうな感じでした。完全に勝ち組、負け組みの構図がはっきりでたエレベーターの光景でした。

 それからスーツを引き取り、当然メンズ館には用がないので、地下の食品売り場へ直行・・・ちょっとワインをチェックしてから、伊勢丹によると調子コイテいつも買うメゾンカイザーっていうパン屋へ立ち寄りました。珍しくそんなに並ばず買えそうでしたが、私の前に1人これまた 小洒落たオッサンがいました。セントジェームスのボーダーのロングTシャツに笑瓶を思い出すよなメガネ、料理研究家のマロンのようなフレンチかぶれのおっさんでした。ちゃっちゃっと買って行けばよいのに、なにやら店員喋っていたのを横から耳ダンボにして聞くと。何か、そのパン屋がパリにも店があるのでパリのどこにあるか聞いてました・・・。別に今聞かんでも・・・。伊勢丹のパートかバイト(京王線沿線から通ってそうな)のオバはんにそんなこと聞いたんなよ!もし万が一行き届いた教育のおかげで詳しく説明されたらどんなリアクションすんねん!パリにいるのか、いたのか 何かをアピールしたかったのか・・・まさに非日常のなせる業でございます。最後はHPで確認して下さいと言われて名刺を渡されて、お「店の名前は?」 っていうか読まれへんのかいな!読めよ!

 っまそんな非日常の空間ですから、そんな私も含めて調子こいた人間の購買意欲でデパートっていうものが存在しているんやな~と改めて思いました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お祭り | トップ | 追悼! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿