雑炊までの暇つぶし

我が家の格言なのですが
皆が無類の雑炊好きのため
「鍋なんて雑炊までの暇つぶし」という言葉を使います。

昨日は、あんこう鍋近くの魚屋で吊し切りの実演販売があり
数量限定で販売されていたので購入し、あんこう鍋と雑炊を楽しみました。
魚系なので、ごはんを洗って シャバシャバ系で楽しみました。

買い物の際、長女は、吊し切りを初めて見たようで「グロ〜」って感想を述べてましたが
確かにマグロの解体もそうですが、一つの生命体がバラバラになる様を人間様が
寄ってたかって見物するのですから、見ようによっては異様な光景かもしれません。
（マグロに至っては、解体ショーって ショーって言ってますし）
魚だから🐟ということが理由にならないのですが・・・
もしも吊し切られているのが、子豚の吊し切りだったら それなりに世間を騒がせるはず
しかも食欲は完全に失せるし、トラウマになることも
（そう言えば年配の方の鶏肉嫌いは、幼少期の鶏を潰すシーンのトラウマって方がいました。）

食文化とは面白いもので、残酷さと欲、宗教観まで関連していきます。
食文化といえば、ヌーハラと言ってラーメンをすする音が不快だと
一部の外国人観光客が宣っているとTVで観ましたが
全くインテリジェンスにかけた 西欧人的な自分達の価値観を押し付ける
傲慢な意見です。
インド人に手でカレー食うな って言ってるようなものです。
これからもおもいっきり麺類をすすってやります。

先程のアンコウの吊し切りも見ように寄ればグロいですが
軟骨の多いアンコウをまな板で調理して上手くいかなかった多くの失敗を
糧にあの吊し切りという調理法が完成していることを 教え損なったので
子供に説明したいと思います。