四国旅行から帰ってからあっという間に10日以上経ってしまった。記憶を辿る。
一日目。
松山空港に午前9時前に着き、レンタカーで愛媛県立「とべ動物園」へ。
首都圏の園内と違って広々とした園内に獣舎もゆったり建てられている。
ストレスフリーのようで猛獣さえも表情が優しい。癒される。
「松山城」へロープウエイで登る。公募から選ばれた文章が次々に足元に現れる。
いかにも正岡子規ゆかりの土地らしい演出だ。
本丸のほかにも建築物がいっぱいで見どころ十分だった。
「大街道」を散策の後、漱石が住んだ家の跡地に建てられた喫茶店へ。
昼は50分並んでミシュランのうどん店「空たろう」で。
「道後温泉本館」は改修中で屋根は覆われているが風呂は営業しているので入浴。
整理券が必要でタイミングが悪いと入れないこともあるようだ。
宿泊のホテル「茶波留」は本館の前。7階から見下ろしてスケッチする。
入浴後「ハイカラ通り」を散策。道後温泉駅側の出口に
「からくり時計」がある。定時に坊ちゃんのオールキャストが顔を出す。
二日目。
一路「柏島」へ。透明度が高く船が浮いているように見えるので人気のスポット。
野生のイルカも湾の反対側にいて、ジャンプして何度も姿を見せてくれた。
宿泊地の高知へ向かう。途中四万十川の「沈下橋」を見学。水があふれたときは恐そう。
夫の実家近くの「西島園芸」へ。義母がよくここでメロンを食べさせてくれた所だ。しぼりたてのメロンジュースを注文する。おいしかった。
高知の宿は帯屋町アーケードの「ドーミ-イン高知」。
長いアーケードの外れの「ひろめ市場」で夕食。たくさんの屋台から好きなものを買うフードコートスタイルだ。カツオのたたきがおいしかった。長蛇の列を我慢した甲斐があった。テーブル席を確保するのを苦労するほどの大混雑だったが納得。
三日目。
お墓へ。先祖の眠るお墓は筆山の麓にあり枯れ葉が積もっていてやぶ蚊に刺されながら掃除をし、きれいになった。
実家近くの両親の墓へもお参りした。旅の大きな目的の墓参が無事に済んで長男である夫は安堵の表情。多分これが最後になるだろう。
帰りの飛行機まで時間があったので昼食は安芸市のシーハウスレストランで。海に突き出して建つガラス張りの建物。海の上で食べている感じでパスタランチもおいしかった。
運転を担当してくれた娘婿と計画を立ててくれた娘に感謝して竜馬空港を後にした。