先日の社会福祉大会で講演があった。
( 2018/12/19 本日は休業して表彰式へ )
演題 むすぶ手・つなぐ手
~ あなたは、どんな地域(まち)に暮らしたいですか? ~
講師 ご近所福祉クリエイション 酒井 保 氏
酒井 保 氏
演題は上の通りだが、内容は健康長寿の話だった。
結論から書くと
◎ 健康長寿の秘訣
① 社会とのかかわりがあって ② 毎日よく動き ③ 肉料理を食べる
最近の研究によると、これだけで健康の維持、認知症予防になることが分かった。
理由は以下の通り。
〇 長寿大国ニッポン
2017年 1947年
男 81.09歳 男 50.06歳
女 87.26歳 女 53.96歳
2060年には91歳(女)になるといわれている。
〇 2025年問題
後期高齢者が 2200万人を超し、5人に1人が後期高齢者となる。
2025年問題 = 高齢者の課題 ではなく
2025年から問題 = 子どもたちの課題
子どもたちの負担が大きくなる。
〇 自立支援
「自立」とは「出来ない部分を」を「支えてもらう」こと。
「自分で頑張る」でも、「全部してもらう」でもない!
60%できる人は40%を助けてもらう。
〇 家族以外の人との交流が週1回以上あること
1回未満だと要介護や認知症に 1.4倍なりやすい。
〇 サルコペニア(筋肉量の減少)
高齢になると、努力しなければ筋肉量は年間数%ずつ減って
いく。防止にはまず「運動」と言われてきたが、最近の研究で
「社会とのかかわり」が一番大切だとわかってきた。
〇 「社会とのかかわり」とは
近所での集い、カラオケ、グラウンドゴルフ、散歩といった
日常的な活動で、これが「筋肉量の維持」や「心身の活力の維持」
につながる。
午後は「ふれあい広場」。
終了後、会計さんと
「Oやま」で
新年会の買い物。
これで老人会の正月の準備は終わった。
晴