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J:Joy

J:Joy

洗剤ではありません。

あ、洗剤そろそろ買わなきゃってのは置いておいて。

なぜか頭の中には「LaLaLaLove and Joy まよっわずに」と歌う声が聞こえてきます。

はい、喜びです。


僕は、基本的に俳優出身で俳優よりで作品を創るので、俳優が楽しんでない作品とか“くそ”というか、
…あ、言い過ぎました。“嘘”という気がします。

なんで俳優さんには楽しんで創ってもらいたいんですね。


実際ずっと同じことしてたら、マジで飽きてはくるんで、違うことをしていかないといけないのが舞台だとも思っています。


最近悩んでいるのは、指定をしすぎで、少し俳優さんが戸惑っていることでしょうか。


ぼくは上に書いたようなことを目指しているので俳優さんの好きにやらせる幅が相当おおきかったんですけど、
それだと逆に不安になったり、演出としてのリーダーシップを疑われたりするので、
今回は、結構最初は打ち出していこうと思ったんですね。

ほんとは、指定じゃなくても最初はこれでいこう的なつもりだったんですが、
人は一気に覚えられる数が限られているので・・・。

ちょっと俳優さんもパニック気味.
特に長年一緒にやってきた人のほうが、突然の方針転換に思ったかも。


でも、僕としてはこの指定で方向性とか成立の条件みたいなものを分かってもらって
次からは自由に創ってもらいたい、と。
飽きたらルールは守りつつ新しいものを創ってもらえたら、と思っているのです。


基本的に演劇って子どもの遊びだと思っているので、観客に理解してもらう必要のあるものさえ分かってれば、
あとは、いくらでも俳優の楽しいように遊んだらいいと思っているんですね。

その楽しんでる俳優をこそ見て欲しいし。
それは、極端な話、その日の俳優の体調で異なるかもしれないし、
むしろ舞台上に何を現出し、どんな状況を成立させなければならないかを理解してもらう必要があるのです。

それが遊びのルールだし、子どもの遊びでさえも、どんなルールだと一番楽しいかっていうのは試行錯誤のうえ出来上がるものです。

まあ、僕はダメだしは具体的じゃないといけないって思ってるんで、一見細かいように思えちゃうのかもですけど。


とにかく、僕は俳優さんに舞台上で自由に遊んでもらいたいんです。
でも今は、作品の輪郭を明確にするためにもしばし細かく細かく造っていきますんで…。

よろしくお願いします。
決してJoyを失わぬように。
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