【You Sawaki ☆ Blog】

Rock Drummer 沢木優 × 行政書士 樺島誠二
二刀流Blog
~SINCE 2004.12~

入院5日目~3歩前進☆1歩後退

2012年02月17日 | weblog
☆本日、2度目の更新なり。
昨夜は、手術時に背中から入れてる麻酔がなくなると同時に、ついに激痛がやってきました。
わき腹に突き刺さるような強烈な痛みで、呼吸することも辛く、汗びっしょりに…
夜中に、何度も看護師さんに来て貰って、数種類の痛み止めを入れて貰ったり、
座薬の痛み止めも使用したケド、全く効かずで意識がもうろうとして、しんどかった。
最終的に、手術時に使う背中から入れる麻酔を再度入れて貰い、
夜中4時くらいに、ようやく落ち着きました

☆本来なら、今日この背中の管と尿の管が外れて、
通常の生活状態に近い感じになるハズだったケド、
この背中の麻酔は、1回に2日近くかかるので、しばし停滞してしまうコトに
それもあって、先生はあまり使いたくなかったようですね。
まぁ、1歩後退…って感じかな。
それにしても、これまでに経験したコトのない激痛でした。
コレが、本物の術後の痛みなのかぁ…と、思い知りましたワ

☆しかしながら、良いこともありました
1つ目は、やっと尿の管を外して貰えたぁ
元々、背中の管とセットで…と言われてたケド、
麻酔でしばらく外れそうにないので、こちらを先に外して貰えました。
ん~っ!自由で、イイ感じっス

☆2つ目に、食事がまた1段階上がって、今日の昼から五分粥になりやした

☆3つ目は、食事が1段階上がったコトに伴い、全ての点滴が外れやした
管だらけのカラダから、かなり身軽になりました。
これで、差し引いて2歩前進ってトコでしょか

☆食事が、更にもう1段階上がって全粥になったら、退院間近…となるようです。
背中の麻酔がきれた後に、またあの痛みがくるのか!?
今は、それがとても不安ですが、まぁ焦らず1歩1歩いきます

↓ 本日の昼食なり
初めて食べれない物が出てきたケド(苦笑)、その他は抜群に旨かった


↓ 今日のおやつは、牛乳だけじゃなかった(笑)!!
入院中に、こんなん食えるなんて思ってなかったから嬉しいっス
病院用の製品なのか!? 生クリームもしっかり入ってるのに、1個 109kcal。
家で食べる用にも欲しいな…。

コメント (4)
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手術後記

2012年02月17日 | weblog
☆さて、一連の健診で自分が希少胃ガンとわかって手術を決断してから、
同じ病気で手術された、いろんな方の体験記みたいなものを調べて読んだんですよ。
腫瘍の状態や病状のステージによって様々なケースがあるので、
必ずしも自分に近いワケではなかったケド、とても参考になったし、
勇気づけられる部分も多々あったので、自分も出来る範囲で書こう!と、
入院前から決めてました。
この先、自分と同じような人がいたら、見つけて読んで貰えればなぁ…と。
っつうワケで、だいぶ落ち着いてきたので、手術当日のコトを、
箇条書きにして振り返ってみました。

■手術当日
・予定の時間より少し前に検査着に着替え、看護師さんと家族と歩いて手術室へ。

・準備室みたいなトコで、少々待機する。
手術の流れの説明を聞き、手術用の帽子を被せられると、
“可愛い~!” と、周りの先生や看護師さん&家族が大爆笑

・家族とは、ここで一旦バイバイして、手術室へ…。
さっきまでのリラックスモードとは一変!!
今までに経験したコトのない、緊張と怖さを感じました。

・手術台に乗って、まず背中に管を入れる麻酔から準備。
この台が、かなり狭いっ!!
背中に、グイッ!と深く針を刺していく時が、けっこう痛かった…。
※この背中の管は、今も入ってます。

・その後に、点滴による全身麻酔がかかり間もなく夢の中へ…

・手術が終わって、看護師さんに起こされるも、意識がもうろうとしてて、よくわからず。
次に目覚めた時は、ICUにいました。
酸素マスクをしてたケド、家族がそばにいてくれたので、少し話しも出来た…。

・カラダの筋力がゼロに近い状態なので、ちょっと動くのにもひと苦労でした。
特に、腹筋と足の筋力は、全く機能しなかったですね。
ドラムを叩いたり…元通りの生活への復帰は容易じゃないな…と実感
4月の復帰ライヴには、出来るだけ万全の状態に上げなきゃ…。

・麻酔のおかげで、痛みはなかったケド、
尿を出す管が男子のだいじなトコの先っちょに入ってて、
少し動くと、コレがかなり痛いっ

・今回の腹腔鏡手術では、お腹にそれぞれ2~3cmほどの穴を6箇所開けました。
そのうちの1つだけ⇒おへその部分は、腫瘍を摘出する出口にするため、
大きく(5cmくらい!?)切ってました。
これの影響で、おへそが変形してしまったかも!?

・そういや、看護師さん達の間では、オレは一体何者なんだろう!?
と、話しをしていたらしいっス(笑)。
ICU担当の看護師さんに “話してみたら優しかったので、コワい人じゃなくて良かったぁ”
と言われました。

・あまり眠れなかったので、睡眠導入剤を入れて貰いました。
コレのおかげで、よく眠れた

■手術翌日
・手術翌日の昼前に、一般病棟に移りました。

・最初に来てくれた看護師さんに、“私も、学生時代にバンドやってたんです!!
(オレが)ドラマーだと聞いて、お話しするのを楽しみにしてました!!”
と、話しかけてくれて、とても気持ちが和みました。

・そして、この日からお水を飲む許可が出る。

・歩行練習もスタート。
しかしながら、カラダを起こした時点で、血圧が急激に下がり震えが起こったので中止に。

・麻酔医の先生が、ストライクな場所に入れてくれてるおかげで、
心配してた内臓の痛みには襲われてないケド、この日あたりから、
6つの傷口(筋肉かな!?)のうちの1つが痛み始める。

・術後の症状の1つらしいケド、手術した晩から、38~39度の熱が出て辛かったです。
当日の夜は、解熱剤を入れて貰い、翌朝は一時的に平熱だったケド、
術後2~3日は、高熱に悩まされました。

・術後2日目から食事をとれたので、ここからは体力も徐々に回復しますが、
やはり手術の翌々日くらいまでは、想像以上のダメージが残るなと感じました。
自分のカラダが、自分のものでないような感覚に陥りますね。
当然かもだけど、あちこちが思うように動かないワケです。
コレが、手術に於いて一番印象に残ったコトかもです。

・ここからは、わたくし的な余談…。
同じ病室にいるオヤジの、周りを気にしない夜中の物音や、
看護師さんへの横柄な態度に度々イラッとしてます
いつも思うケド、“今の若いモンは…” と口癖のように言う
この世代のマナーが、何気に一番なっとらんワ!!

・普段の生活でも感謝の気持ちを忘れないのは大切なコトだけど、
こと入院中に於いて、看護師さんへの感謝は不可欠ですね。
小さなコトでも、“ありがとう” の言葉は欠かしてはならん!!
ってなコトを再認識したモヒカン侍でした。
コメント (3)
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