12月3日の土曜日に、元気にディサービスから帰ってきたばあちゃんの様子が変になったのは、その夜中のことだった。9時30分頃就寝したばあちゃんは、その後2時間間隔でトイレタイムの後の家中探検(徘徊ともいう)を4回行って、朝7時ごろ起床してきたのだが、朝食前に2度トイレに行ったその2度目に、トイレの洋式便器に座ったまま、意識不明になった。時々そういうことがあるので、少しの間観察していたが、いつもと様子が違う。母が「悪い予感がする・・・」と言うので、トイレに入った10分後くらいに、思い切ってドアを全開にして、ばあちゃんに触ってみた。脈はしっかりしていたが、手足、顔頭が冷たくなっていた。もちろん意識は無い。救急車を呼び、ばあちゃんを毛布でくるみ、病院へ行く準備をしていると、救急隊から電話が来た。道路が凍結していて、すぐには到着できないという。ばあちゃんは相変わらず意識がない。なるべく動かさないようにという支持があったが、そのまま寒いところには置いて置けないと思い、おしりを拭いたり、パンツをはかせたりして、暖かい居間に静かに運んできた。救急車のサイレンが聞こえてきたのは、通報から20分後位だった様に記憶している。すると、到着目前でばあちゃんがいきなり目を覚まして立ち上がるではないか。それを見た隊員の表情は「なんでこれくらいのことで救急車を呼ぶんだ?」という表情をしていた・・・。でもさすがに相手はプロだ。テキパキと事を済ませ、病院へ搬送してくれた。
処置のあと、当日までの様子を聞かれ、そして医者の説明を受けた。夜間に、余分な運動(徘徊)をしたため、脱水症状を起こし、一過性の脳拒血発作に似た症状を起こしたのではないか・・・、ということだった。点滴をしてもらい、昼過ぎには帰宅出来たが、ほとんど意識の乏しいまま一日が過ぎた。
その夜、案の定高熱を出した。39.8℃。一晩様子を見ながら(ポカリや水を飲ませる)、月曜日を迎えた。救急医からかかりつけの病院宛に病状の紹介状をいただいたので、それを持って診察を受けに行った。すごい患者の数だったが、なんとか昼前には診察を終え帰宅。おかゆ食を食べさせ、薬を飲ませ、寝かせた。やはり、ボーっとしたままだった。が、夕方には何事も無かったように、元気に夕食を摂った。でも、やはり痴呆は進んでしまったらしい。これから大変だな・・・。ああ、寝不足だ・・・。
処置のあと、当日までの様子を聞かれ、そして医者の説明を受けた。夜間に、余分な運動(徘徊)をしたため、脱水症状を起こし、一過性の脳拒血発作に似た症状を起こしたのではないか・・・、ということだった。点滴をしてもらい、昼過ぎには帰宅出来たが、ほとんど意識の乏しいまま一日が過ぎた。
その夜、案の定高熱を出した。39.8℃。一晩様子を見ながら(ポカリや水を飲ませる)、月曜日を迎えた。救急医からかかりつけの病院宛に病状の紹介状をいただいたので、それを持って診察を受けに行った。すごい患者の数だったが、なんとか昼前には診察を終え帰宅。おかゆ食を食べさせ、薬を飲ませ、寝かせた。やはり、ボーっとしたままだった。が、夕方には何事も無かったように、元気に夕食を摂った。でも、やはり痴呆は進んでしまったらしい。これから大変だな・・・。ああ、寝不足だ・・・。