ばあちゃんの食が細いのは昔からなのですが、このところ特に食べる量が減りました。先日のディサービスでは、好物だったはずの『すき焼き風煮物』が出たそうですが、まったく手をつけなかったようで、しかもリンゴのサラダ(これも好きなはず)も食べなかったそうです。夕飯に何を出そうか困りました。その日は野菜の天ぷらと野菜のお煮付けが献立だったので、天ぷらを細かく刻んでお出汁で煮込み、卵でとじて御飯にかけてみました。よっぽどおなかがすいていたのでしょう・・・ペロッと平らげてくれました。が、食べ終わったところを観察していると何か様子が変です。まるで牛が反芻するように、食道から口に逆流でもしているようで、ケホケホと小さくむせています。ちょっと食べさせすぎたかな。それ以来、ほんの少しの食物でももどってきているようです。15分も経てばおさまるのですが・・・。食べられなくなったら、やっぱり病院でしょうかねー。
いろいろ『介護食』の本などを参考にしていますが、うちのばあちゃんが好んで食べてくれそうな物がなかなか載っていません。もともと好き嫌いがはげしいばあちゃんなのですが、もう・・・何を食べさせたらいいのか・・・どうしたら良いのでしょうねー。生物・肉・魚・・・たんぱく質系は拒否されてしまうし、根菜はやわらかーく煮込まないと食べてくれないし、青い葉っぱの類は、どれだけ細かくしようとも飲み込み拒否だし・・・。御飯と汁物と水菓子だけが生命線になっています。あっ。ジャムたっぷりのトーストはお気に入りなので、コーヒー牛乳と共に2日に1回は必ず出します。でもね・・・白牛乳は拒否です・・・。
身長120センチメートルくらい(曲がっていて判らない)、体重25キロ(また痩せたかも)、骨粗しょう症で重度の貧血(採決するとピンク色の血がでてくる!)、認知症で昼夜逆転・・・・・・・・。『じょっぱり』ですが、ちっちゃくてかわいい『ばあちゃん』です。