今日は氷枕の父ちゃんでした。
声を掛けても表情は変わりませんが、顔の前に手をかざすとうっとおしそうにまばたきします。
暗い・明るいの区別はついているようです。
何度か声を掛けると両目がフルフルと痙攣を始めたので、声かけは中止・・・。
しばらく顔を眺めてから『またくるねー』と言うと、左下まぶたがぴくぴくし始めちゃいました。
表情に出せない分を、どこかが無理して動いてるって感じでしょうか。
・・・たぶん・・・私のことは分ってくれているんだと思います。
・・・いえ・・・そう思いたいだけかもしれません。
・・・そうじゃないと・・・悲しいです。
でも、看護士さんたちにはそれなりの意思疎通が出来るみたい
やっぱ、若くてかわゆい看護士さんのほうがいいのかなぁ
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ばあちゃんは、施設の大きなテレビの前に陣取って、歌番組を鑑賞中でした。
前川清のアップなので、おそらく紅白歌合戦のビデオかと・・・
そばに行くと、『のどっこかわいたなぁ、水っこけろ』って言ったので、介護の職員さんにお願いして『トロミ付きのアイソトニック飲料』を少し頂きばあちゃんに差し出しました。
すると、一口・二口飲んで『はい、ごくろうさん。かえってよがすよ』・・・って。
ガーン・・・
テレビに夢中で、まったく私のことは眼中に無し・・・
そそくさと引き上げてきましたぁ・・・。
まあ、元気にいてくれるだけでいっかぁ・・・