『これまでに経験したことのないような大雨』
ここ数日、ニュースやウェザー番組でよく聞く言葉です。
それがまさか現実になろうとは
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珍しく7時に起きたオイラは、いつもと変わらずのんびり新聞をめくっておりました
そのうちに遠くで雷が鳴り出し、シィ君はオイラのデスクこたつにかくれんぼ
こわいからあけニャいで
ってことなので、そ~っとしておきましょう・・・
8時、一気に土砂降りになったので、家中の窓を閉鎖
屋根をたたく雨と雷の音で、耳が痛くなりそうです
9時、いつものようにお仕事開始です。
順調に入力をしている矢先、『ピーピーピー』と聞いたことのない警告音が聞こえてきました。
辺りを見回してやっと気づいたその音源は『無停電装置』でした
つまり停電です
慌ててデータを保管して、パソコンの電源を落としました。
それからはワンセグテレビの出番です。
この時点ではまだ被害の報道はありません。
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11時半、行商のおっちゃんが土砂降りなのにやってきました
買い物をしながら話を聞くと、高速道路の高架下に雨水がたまって、軽自動車が動けなくなっていたとのことでした
お昼少し前、停電が解消しました。
そのころから、ポツリポツリと被害報道が入ってきました。
と、避難勧告の地域名がテロップで流れてきました。
その中に叔母一家の住む地域が含まれていました
ついこの前、夏祭りの花火大会で焼肉大会をしたおうちです
すぐに電話をしてみましたが、まったく繋がりません
そうしているうちに、テレビからは続々と被害情報がもたらされます
叔母の家から数キロ先では、新幹線の代替輸送バスが濁流に阻まれ身動きが取れなくなっていました
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雷は収まっても雨は断続的に降り続いています。
壊れた雨樋は白糸の滝みたいになってます
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3時少し前、その叔母から電話がきました~
みなさんご無事だったのですが、おうちの周りには山から流れてきた泥と軽自動車とゴミが散乱しているとのこと
家の中は無事だけど、玄関土間と床屋の店舗の床が泥だらけになったって
お手伝いに行こうとしたら、ご近所様から途中のがけ地でがけ崩れしているとの情報が入って、オイラは身動きが取れません
そわそわしながらも、お仕事に励むしかないのでありました
ミィちゃんだけは平和そうです
ふんふんふ~ん
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夕方の地域ニュースが始まると、被害状況が詳しくわかるようになってきました。
叔母の家の辺りが映し出されたのですが、道路の真ん中には流れてきた物置小屋が転がってました
道は山土の泥だらけ
ぬかったり水たまりだったりで、車の通行が大変そうです
オイラの四駆でも怖いかも
おっあの長靴姿はおばちゃんだ
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我が家の近くの沢も、ものすごい轟音を立てています
我が家から車で数分の矢巾温泉郷あたりにも、避難勧告が出た模様です
我が家のあたりにも勧告が出る可能性は無きにしも非ず・・・
テレビの報道を見ながらおとなしくしていましょう・・・
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8時55分のNHKニュースを見ていたら、見たことのある店内の映像が流れてきました
叔母の床屋さんではありませんか
長靴を履いた叔母と、ズボンをまくった従弟が、デッキブラシで床掃除をしている映像でした
お手伝いに行けないオイラを、どーかお許しください
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叔母の家とオイラんちとは、山を挟んで直線距離は7.5キロしか離れていません。
山の西側の叔母の地域と、山の東側のオイラんち、雨の降り方の違いはこの『山』だったんでしょうね
山はまだたくさんの水分を蓄えています。
もしもこんな時に地震があったら・・・と思うと、恐ろしいです
雫石川は危険水位を超えました
北上川には氾濫警戒情報が出ました
一部の川ではすでに氾濫が始まったようです
わが町矢巾町でも、車が川に流されたそうです
数キロ南側では、土砂崩れでお年寄りが亡くなりました
明日になれば、もっと被害が増えていることでしょう
どうか、これ以上被害が広がりませんように・・・
今夜はシィ君をしっかり抱いて寝ることにします
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兄ちゃんが心配して電話をくれました
オイラんちのあたりは被害もなく、無事なことを伝えました。
ついでに、香川・徳島旅行の行程一式を一任されちゃいました
往復と宿泊以外はオイラが決めて良いってさ~
いやぁ~、ワクワクしちゃうわぁ~
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とその前に、夏休みの宿題(お仕事)を完璧にこなさなくちゃ