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介護度2の介助者さま

2015-01-04 19:53:39 | 訪問看護
介護度2の介助者

以前から写真をお願いしていたのだけど
承知されなかった。

八つ墓村スタイルってのがあるんだけど
さすがそれは顔が出るのでダメだろう。
でも浮腫んだ脚で体調不良で介護5の妻を介助している。
だから
こんなので介助している写真が欲しい
色んな人に見せたいのよ。こんなんでも一生懸命に介護しているって・・・と
話すと今回は気分よく

「これで良いか?後ろもいるやろう」と写真撮影

とても嬉しそうに応じて頂いた。
写真で見るとあまりわからないが脚は結構浮腫んでいる。
「最近ちょっと調子がいいで」と本人。


八つ墓村スタイルというのは(勝手に名付けた)
熱があったり頭が痛い時、妻の介護食品(冷凍食品)を額に縛っている。
(想像してください)

「頭も冷えて溶けて丁度食べごろや。一石二兆や」との事
衛生上はどうなのかと思うが
注意しても聞き入れるまでには何年かかるのだろう
興奮して怒らないように見守るしかない

最近やっと皮膚科の往診を受け入れた。
介護タクシーで皮膚科に連れて行いくと言って
説得しても聞かなかった

先日またゆっくりと話した。
「お母さんに負担やから往診にしられ」
「は・・負担か、そうか、ならダメやな。こんなとこ先生に来てもろていいんかな」と
「良いの、良いの、みんな仕事やし」と話す。

2年越しの説得。時間がかかるのです。
私たちも理解するまで時間かかるようになるのですよ。
根気強く、あきらめ半分で、気長に説得です。

怒るのではない。不安になるから大声を出す。暴れる。だと思う。
今は良くなっているけど
妻が亡くなった時どうなるのかと心配しているけど
先の事はあまり考えないことにしよう。


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1 コメント

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八墓村スタイル! (Unknown)
2020-05-21 18:04:12
とても大変な介護の現場ながら、そのユーモアに笑ってしまいました!

お疲れ様です…
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