低温やけど後、約3年経過の傷 3月撮影
介入後2週間。4月より介入（カメラの日付設定の間違い。4月15日の写真）
介入後2ヶ月 かなり傷が治ってきています。4ヶ月と19日で完治しました。
利用者様は、かなり気丈夫な方でしたが
治っていくにつれて
何度も「治るとは思わなかった」と涙ぐんでおられました。
今では花の世話をしたり井戸端会議にも参加されるようです。
この事例の前、私たちは、深い褥瘡を何件か3ヶ月ほどで完治し先生方に褒められて「目に見える成果がある褥瘡っていいな」と思っていました。
でも、この話が来た時「この人は動いているのに、入浴もしているのに治らないなんて・・・」と正直不安でした。
でも「今まで治らなかったんだからダメもとでやってみよう」と気楽に処置をさせて頂きました。そして、やっぱり目に見える成果がある瘡っていいなと思いました。
訪問看護等を通じて、必ずしも目に見えて元気になることは少ないのでしょうか。
それですと、どうしても辛さが先に立ってしまうケースなどもあるのかな、と思います。
けれども、「ダメもとでやってみた。」との姿勢、素晴らしいと思います。「ダメ」だと諦めることが多いから。諦めないケアをされているな、と思っています。たぶん、ですが、目に見える成果があるケース、ではなく、あきらめない姿勢が、目に見えたのではないかと思いました。ありがとうございます。