陳情2

初体験の陳情

もう何時でも死んでも良いと思っていたけれど
まだまだ面白いことがあると知った

今、私たちが歩いている道は先輩たちが作った道だ
開拓されたばかりの荒削りの道
曲道もあればデコボコ道もある
橋もなければアスファルトでもない
そのうえ時の流れで土砂崩れもある・・・酷い時は元の荒れ地に戻るんだよ

本当の道は目に見えるから手入れされているけれど
目に見えない道は・・・
私は在宅ケアの事しかわからないけれど
在宅ケアの道は、まだまだ荒削り
国にお金がないから・・・もう訪問看護には、お金はつけれないと以前言われたが
訪問看護に、お金をつけれと言っている訳ではない
在宅ケアの矛盾を言っているんだ
小さなところが毎年100件以上潰れる在宅ケアの世界
なぜ潰れるんだ・・・矛盾があるからでしょう
見る目でちゃんと見て道を整える努力して行こうよ

私の利用者さん
訪問看護は、お金いらない人だったけれど・・・
月額利用負担30万とか
老々介護で疲れ果て結局
入居になってしまった
入居費も高いというけれど
疲れ果てさらに月額利用負担30万出来ないよね
在宅ケアの道は、まだまだ・・・いいえ土砂崩れになって崩れ始めているんじゃないかと思う
現場の事は、現場の者にしかわからないのだから


現場で働く者は
ちゃんと見ようよ
人の作った道を、ただ文句ばかり言って歩いていても良くならないからさ
一長一短では出来ないけど
どうやったら皆が良くなるか考えて
努力しなければ何も変わらないんだよ
どうせしても無駄・・・何もしないで言うのやめようよ
皆が良くなる事ならきっと法律も変わるから・・・


人を批判するのは簡単な事
人を批判するより自分が何を出来るか
自分が、かかわる人のために何が出来るか考えて努力して生きたい

＊生きたい・・・これは誤字ではありません
私も何時逝っても良い年なので生きている間は努力したいと言う事です