介護で良かったんに・・・

看護師さんなんかでなくていいよ

契約に行くと

「エー、介護で良かったんやぜ
看護師さんなんて要らんよ。私出来るもん」

病名と状態から推測して毎日必要だろう
それも複数回・・・と思って訪問したが
「週1回で良いよ・・・・」と話された

研修で看護師が複数回必要か
アセスメントして
介護で良い所は介護士にさせなさい・・・的な話をされた
病院でも介護士さんが沢山ケアをしていて
看護師は何する人ぞ・・・的な事を聞く
昔の看護婦の私には理解できないけど

偉い看護師が介護にさせなさいなんて言わなくても
もうすでに在宅では
偉い看護師なんて必要ない
処置するだけなら安い介護で良いと利用者さんに言われている

在宅は利用者さんは資格では無いからね
介護も看護も同じ事をしていたら
そりゃ安い介護さんの方が良いのだからね
介護さんを指導しなさいって
指導するだけなら訪問看護看護なんて要らないよね

介護も看護も人間性が大事だと思うけど
ジョジョの介護さんなんて
下手な看護師より優秀で
二人対応の時
介護さんがいて良かったあ・・・なんて言うくらいだからね

だから
ジョジョの看護師は介護さんに負けるわけにはいかないので
皆頑張っているんですよ


冒頭の利用者さん
1回介入した翌々日
電話が入りました
来週から週3回来て下さい・・・って

介護と看護の違いを分かっていただけて感謝いたします

そして
本当に私は良い看護職員に恵まれました（職員にも感謝）

キーワード３訪問看護潰れる

訪問看護潰れるって・・・

株式会社の訪問看護ステーションは
よく潰れるらしい。
キーワードでよくヒットしている
寂しい事だ

潰れる訪問看護ステーションの多くは
私と同じようにバックが無い小さなところだろう・・・と思う
訪問看護が脚光を浴び？？
まるで訪問看護がモウカルかの如く言われて
次々・・・・訪問看護ステーションが出てきて
全国チェーンのステーションまで出てきて
何も知らない看護師が
「じゃ・・・私も」って感じで立ち上げたところで
上手く行くわけがない

在宅と病院看護は違うと言うけれど
私は結局同じだと思う
人・・・人を看る・・・観る・・・感じる心だと思うけど
だけど

病院より
看花須具看花眼が
優秀でなければ
病院と同じでは訪問看護なんて要らない

訪問看護は介護より費用が高い
介護と看護の違いを利用者に見せれない看護師では
生き残るのは難しい

学生の実習でも看護師の実習でも
こんなに丁寧にしているの見た事ないわ等と言われても
どんなに褒められていても仕事は落ちては来ない

大きな資本のあるところ
ネームバリュー
病院がするステーション等相手には
小さな株式会社の訪問看護ステーションは勝ち目がない

小さな株式会社の訪問看護ステーションが生き残るには
ただただ与えられた仕事を地道に心を込めてするのみだ
そうすれば利用者さんから
ケアマネさんから
お医者さんから仕事が頂けるようになる

訪問看護が「ラク」と言う看護師もいるらしい
訪問看護は日勤だけで一般の小規模病院より給与は良いらしいし
ラク、モウカルなんて思っているらしい
そんな看護師を雇っていたら
小さな訪問看護ステーションは潰れても仕方がないと思う
訪問看護ステーションの立ち上げの時
いくら人がいなくてもそんな看護師なら雇わない方が良い

信用を築くには時間がかかるが失うのは一瞬だ

だから働く人を選ばなければならない
本当の意味での看護師の資格のある人を選ばなければならない
本当の意味での看護師の資格のある人たちなら
どんなに小さくても軌道に乗る事が出来るだろうと私は思う

ステーションを立ち上げようとしている人は
ここでも人を見る、感じる眼が必要だ
何でも良いから人を集めるのではなくて
本当の意味での看護師の資格のある人を探して始めよう
折角、立ち上げるのだから潰れないように・・・

資格資格資格・・・・・

早く気づいてほしい

〇〇年後も残っている職業に看護師は入っていない

現に今
総合病院では
看護助手（介護が出来る人）や
介護助手の人たちが大勢働いていると

介護助手って初めて聞いた

看護師が足りない
う～ん・・・そればかりじゃないよねー

介護さんが患者さんの身の回りの介助をしている
介護さんに
胃婁注入や喀痰吸引の資格を与えている

まだ、してはいけない処置も
以前看護師たちがしていた注射のように
して行くようになるだろう

実際
在宅では家族がしていると言って
胃ソンデの注入や褥瘡交換をしている介護の人もいると聞く

私も「そのうち看護師はいらなくなる」と前から言っていたけど
こんなに早く
〇〇年後も残っている職業に看護師は入っていないと
世間で言われるようになるなんて思っていなかった


保助看で近い将来一番にいらなくなるのは
保健師だろう
保健師の変わりはコンピューターとコンピューターを入力できる人
次は看護師。看護師の代わりに安い介護さんと介護ロボット
助産師は・・・・お産する数が減れば医師がするのかなあ
だから助産師は　まだ安泰かも

保助看で最期まで残るのは助産師かな（私の予想）

それなのに
資格資格資格・・・・・
本当に
色んな資格が出てきて又提案されるけど
それどころでは無いですよねえ
私はまぁ年だから良いけど
若い人はどうするんだろう

病院の古い方の看護師が嘆いている
入浴介助なんて今で看護助手にばかりさせている・・・・と

入浴介助も出来ない看護師は本当に将来は不要だ
入浴介助をただの処置とするか看護とするかは看護師の力量
入浴介助やオムツ交換を看護助手にばかりさせている看護師は　
もうすでに介護士に看護力も負けている

看護師の生き残る道として
心のケアと観察力のある人は残れるかもね
観察力にはやっぱり入浴介助も必要なのよ

観察力があればデーターとして目で見える前に
何かおかしいと異常が分かる事が多いし（早期発見）

機械には心のケアは出来ないし
ある程度強い異常がないと分からない・・・

看護（医療）は心と人を見る眼（観察力）だと私は思いますけど
心と人を見る眼（観察力）は資格では取れませんものね

患者さんも利用者さんも
「有難う」って言える人にケアしてほしいのですよ

看護師も介護士も関係ないのですよ
いくら資格があっても心の無い人からは離れていくんですよ
資格があるからしっかりとした技術があるわけじゃなし

資格に追われるより
看護の質を上げてほしいと思うのは私だけですかね・・・



資格も金儲けの一つ・・・だと私は思います