《以下引用》
「福田康夫首相(自民党総裁)から民主党の小沢一郎代表に2日、打診された連立政権樹立のための協議。即答を避けて持ち帰った小沢代表だが、党役員会では反対論が噴出し、民主党は即日、協議に応じない方針を決め、回答した。「大連立」によって混迷政局の打開を図る自民、民主両党首の賭けは失敗に終わったが、この時期に協議を持ちかけた福田首相の意図はどこにあったのか。前のめりに協議に乗りかけた小沢代表の立場はどうなるのか。両党首とも足元が揺らぐ結果となり、政局もより一層、先が読めない状態となった」(11月3日『毎日新聞』)《引用ここまで》
福田首相が大連立を呼びかけても失うものはない。しかしすぐに断ったとはいえ、民主党が失ったものは大きい。政局は一寸先は闇とはいえ、目先の実利に乗った小沢代表への信頼は薄らいだと言ってもいい。民主党に投票した有権者には《裏切り》とさえ映るだろう。
しかし、まだ間に合う。民主党はここは堂々とマニフェストに添った政策提言をしていくべきだ。そこにしか今回失った点数を挽回する手だてはあるまい。
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