《以下引用》
「塩崎恭久官房長官は二十日午前の記者会見で、麻生太郎外相が日本と中国のコメの価格差をめぐり「アルツハイマーの人でも分かる」と発言したことについて「発言としては適格性に欠いていたものだと思う」と批判した。同時に塩崎氏は「麻生外相も関係者に不快感を与えたことを謝罪している」と述べ、責任は問わない姿勢をにじませた」(7月20日『東京新聞』)
おごりなのだろうか。いやそうではなく、本音なんだろうと思う。この国の政治家のある断面が露出したにすぎない。ある断面、というのは、政治家として国民のために何をしなければならないのか、が「ない」ということだ。
どんな発言でもおとがめがない、というのもこの内閣の特徴を表している。この内閣の特徴というのは、発言に心を痛める人たちがいる、ということすら想像できないということだ。柳沢厚労相の「生む機械」発言もそうだし、「法律に則ってやっている」という故・松岡農相や後を継いだ赤城農相の『政治とカネ』をめぐる発言もそうだ。
原爆も仕方なかった、といってのけた防衛相の言葉もそうだ。来るべき参議院選挙がこの内閣の正念場だろう。
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