教育現場が殺伐としている。「いじめ」で子どもが自殺し、高校必修科目の履修漏れでは高校長が自殺、あるいは安倍政権の柱のひとつ、「教育基本法」改正を「あせる」あまりなのか、政府主催のタウンミーティングで、青森県の教育委員会は内閣府の指示を受けて、教育基本法改正案に賛成の立場からの質問を、地元の学校関係者に依頼した、という。
目を外に転ずれば、次のようなニュースが目に飛び込んでくる。
《以下引用》
「イラク駐留米軍の10月の死者数が100人の大台に達したことが、30日明らかになった。米軍の発表によると、イラク西部アンバー州で29日、米海兵隊員1人が戦闘中に死亡し、今月100人目の死者となった。月単位の死者数としては、過去最高の2004年11月(137人)、05年1月(107人)に続く。また、03年3月に米軍がイラクに進攻して以来、米兵の死者数は2813人となった」(10月30日『ロイター』)
アメリカは今月7日に中間選挙の投票が行われる。争点は、今もイラク問題である。イラクの戦後復興どころか、破壊し尽くしたまま、宗派の対立や宗派内の対立によって屍だけが積み重なる現状に、なにひとつ有効な手を打つことができないブッシュ政権は、右往左往するばかりなのだろうか、メディアが発表する世論調査でも、イラク戦争を支持する国民は30%を大幅に切った。
日本もアメリカも、大胆に言い切れば、リーダーの「独尊」がこのような結果をもたらしている、というしかない。
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