Re-Set by yoshioka ko

■アメリカ、そして日本の姿

 8月17日からアメリカに来ている。アメリカ11月の大統領選に向けて、小浜vsマケインの舌戦が激しさを増してきた。ここには、ブッシュ政権との距離感をいかに出すかがある。より近いのがマケインだが、しかしブッシュ亜流ではない政策をいかに有権者に売り込むかがカギだ。

 一方のオバマ。マケインとの違いをいかに出すか、これがカギだ。いずれの候補も、ブッシュ流格差社会を是正し、イラク戦争で地に落ちたアメリカの威信をどう取り戻すのか、そこに力点が置かれる。選挙のための政策論争とはいえ、この議論の中に、アメリカの未来がかかっている。

 この場合、未来とはこの8年間のブッシュ政権で激しく右に振れすぎた振り子を戻す作業に違いない。そこにアメリカの底力を感じる。

 さて日本では、福田首相が政権を投げ出した、というニュースをネットで知った。政権の舵取りがどうしようもなくなったのだ、という。これで前政権である安倍さんに続いて2度目の政権投げ出しだ無責任のそしりは、いうまでもなく免れない。

 小泉政権に始まる日本の新自由主義改革は挫折したにもかかわらず、そこにしがみつく勢力があるのだろう。麻生さんに人気があるからといって、それにしがみつき新政権を維持されたのではたまらない。麻生政権は早速解散して信を問うのが筋だ。

 行く先の見えない日本と、地に落ちた国を建て直そうとしているアメリカ。この格段の差にやはり驚く。

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