Re-Set by yoshioka ko

■山の入学式

 小中学校の入学式を見た。新しく小学生となった子供は6人。新中学生は15人だが、地元の子は13人。人口1000の村では、ご多分に漏れず少子高齢化が進んでいる。今年もまた「つながった」とは村長の言葉。財政危機からの脱出を最優先課題とする首長としては、まずはほっとしたのだろう。

 式次第はどこでも同じだが、壇上から挨拶をする人たちは全員が全員、黒いモーニングの上着の内ポケットから折りたたんだ紙を出してはおもむろに読み上げる。子供たちの目線から見ると、やはり言葉は「固い」。もっと話しかけるように普段着の言葉で語ればいいのに、などと思っても見たが、案外こういうやり方が子供の記憶に残る、と思っているのかも知れないと、同情もしてみた。

 真新しいランドセルを背にした新入生が、これからこの村の未来にどのように関わっていくのか、お祝いの言葉の中から見つけ出せればいいのだが、と思う。

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Unknown
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