《以下引用》
「ブッシュ米大統領がイラク戦争での大規模戦闘の終結を宣言してから5月1日で3年。宣言とは裏腹に戦闘やテロは激化、開戦以来の米兵死者は約2400人に達した。新政府の首相にマリキ氏が指名され、政治プロセスは軌道に乗り始めたが、治安は改善せず、米軍などの完全撤退への道筋は明確にならない状況が続いている」(4月30日『中国新聞』)《引用ここまで》
ニューヨークでは29日、大規模な反戦デモが行われた。
《以下引用》
「ニューヨークのマンハッタン地区で4月29日、イラク駐留米軍の早期撤退を求める大規模な反戦デモが開催され、主催者発表で30万人近くが参加した。参加者らは反戦スローガンが書かれたプラカードなどを掲げて平和的に行進。イラク戦死米兵の母親で、昨年夏にテキサス州の大統領私邸そばで抗議活動を行ったシンディー・シーハンさん、米女優スーザン・サランドンさん、黒人公民権運動指導者ジェシー・ジャクソン牧師の姿も見られた。メリーランド州やバーモント州など遠方からの参加者もいたという」(4月30日『CNNニュース』)《引用ここまで》
年内には3万人の兵力を撤退させる予定、とブッシュ大統領は口にしたが、イラクでの治安回復と国内での反戦世論の狭間で、果たして実現できるのだろうか。
ところで、自身の宣伝になりますが、今日発売の月刊雑誌『論座』(朝日新聞社刊)6月号に、アメリカで取材したルポルタージュが掲載されています。
「イラク そして世界」というこの雑誌のシリーズの一環で、題して「出兵拒否したある米女性兵士の意思」です。アメリカ軍内部からさえわき起こる兵士たちの異議申し立てです。こちらも是非ご一読ください。
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