《以下引用》
「株式会社ブランド総合研究所(本社:東京都港区)では、2006年8月に国内全779市を対象にした認知度や魅力度、イメージなど全103項目からなる「地域ブランド調査2006市版」を実施し、全国の消費者2万4536人から回答を得ました。「地域ブランド調査2006市版」は、市のブランド力を“見える化”し、地域ブランド戦略の指標として活用できるようにブランド総合研究所が今年はじめて実施したものです。全国の男女を対象に8月にインターネットで実施し、24,536人から回答を得ました(一人の回答者に20市について応えてもらったため、一つの市についての回答者数は平均で約640人)。全国779市を調査対象に、市の認知度、魅力度、情報接触度、市のイメージ(親しみなど16項目)、情報経路別の接触度(旅番組など14項目)、観光経験&意欲、居住経験&意欲、産品の購入経験&意欲、観光イメージ(町並みがきれいなど16項目)など全103項目について徹底的に調査したものです」(9月7日)
その結果、どこの市がトップとなり、以下はどうなったのか?次はその結果です。
■市の魅力度ランキング(1~20位)
順位 市名 県名 点数
1 札幌市 北海道 60.5
2 神戸市 兵庫 58.0
3 函館市 北海道 57.6
3 横浜市 神奈川 57.6
5 京都市 京都 56.3
6 富良野市 北海道 55.4
7 小樽市 北海道 54.6
8 鎌倉市 神奈川 53.3
9 那覇市 沖縄 48.0
10 沖縄市 沖縄 45.0
11 長崎市 長崎 44.2
12 金沢市 石川 42.3
13 別府市 大分 40.7
14 福岡市 福岡 38.5
15 大阪市 大阪 38.1
16 仙台市 宮城 37.6
17 奈良市 奈良 37.3
18 旭川市 北海道 35.9
19 倉敷市 岡山 35.4
20 登別市 北海道 34.7
な、なんとわが長野県は一市も登場しない。仕方なく、気を落とさずに21位以下を眺めてみる。
21 宮古島市 沖縄
22 名古屋市 愛知
23 尾道市 広島
24 石垣市 沖縄
25 帯広市 北海道
26 熱海市 静岡
27 浦安市 千葉
28 奄美市 鹿児島
29 釧路市 北海道
30 萩市 山口
31 日光市 栃木
31 逗子市 神奈川
33 千歳市 北海道
34 横須賀市 神奈川
35 石狩市 北海道
35 高山市 岐阜
37 稚内市 北海道
38 太宰府市 福岡
39 安曇野市 長野
40 姫路市 兵庫
やったぜ、安曇野市だが、それでも39位。以下、42位に松本市、46位に長野市、そしてずっと下がって85位に諏訪市がくる。残念なことにわが佐久市は名前さえ出てこない。ウーン、やっぱり・・・。
調査をした会社では、こんなことがきっかけにやってみた、といいます。
《以下引用》
「平成の大合併による新たな市の誕生等を背景に、「市のかたち」がみえにくくなっています。市のブランド力を消費者視点で“見える化”することは、地域ブランドの確立や地域活性化に取り組む際の評価指標や目標値を設定する上で必要不可欠です」
今あらゆる地域で、合併の弊害が語られています。ひとことでいえば、「合併しなければ良かった」という声です。町や村だったときの良さが薄れ、負担ばかりがのしかかってくる現状が悲鳴となって語られています。
調査結果から答えを導き出すとすれば、合併して良かった、という思いになんとかこぎつけるための「努力」が今求められているということでしょうか。
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