月光浴

退院してから約10日経ちましたが、
まだ病院暮らししてる夢を、二度も見たメンタル弱いあこぎです。




友達のブログを読んでいたら
去年の9月の記事に、月光浴という言葉が出てきて
あっ！！と突然思い出したことが。



先月、奇しくも自分の誕生日に手術したわけですが
術後の一番辛かった夜、眠ったり痛がったりを
長いこと繰り返してました。

時間はわからないけど、たぶん深夜
眩しさのあまり、目を覚ましました。

ベッドが窓際だったんですが、カーテンがきっちり閉まっていなく
十センチほど開いていて、顔に光がおもいっきり当たっているようでした。

よかった、朝が来た、と思い窓の外を見ると
空は暗いのに太陽が眩しい。

とうとうこれは、天国と地獄をさまよっているのだな
と、かなり思考回路がとんちんかんなことになってましたが
じきに、この眩しさは月だということが理解できました。

まだ夜は明けていないという落胆はあったけど
いつも見てる月が、病院のベッドから
しかも寝た状態の、かなりのベストポジションで見れてる。

ぼんやりと、
誰かがこれ月光浴って言ってた気がするなぁ
月の光を浴びたら痛いの治るかなぁ
誕生日の夜にこんな明るい月が見られてラッキーだなぁ
いや、眩しすぎて眠れないよ
などなど、いろんなことを考えていたら
いつの間にか眠りについていました。



あんな印象的な夜、一生忘れないな
と思ってたのに、一ヶ月経たないうちに忘れてたけど。
思い出させてくれて、ありがとう！


しかし、あんなに煌々と輝く眩しい月は初めて見た。
不思議な夜だったな。