Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

日誌8月27日

2008年08月27日 | Weblog
25日、26日、27日の3日間は九州大学法学部集中講義。

今年知ったことだが、九州大学法学部の古めかしい建物は一度増築しているそうである。
法学部の事務室のあるあたりは昭和30年、その奥は昭和37年竣工だそうだ。



なるほど、外側から見ると微妙に外装が違っている。
上の写真で言えば左のほうが30年、右のほうが37年竣工ということになるのだろうか。
右側も、もしかするともうすこし増築することを想定していたのかもしれない。
O先生、ご存知でしたか?

九州大学文系地区の情報教育環境が充実していないことは昨年の集中講義で知ったが、今年も同じ状況であった。
情報基盤研究開発センターにある教室を除くと、経済学部棟の中にある1部屋しかパソコン教室がないのである。このため、各学部で教室を改装して学生サロンをつくり、自由利用のパソコンを増やしているようだが、法学部生のパソコンに関するリテラシーは一般的にいって意外なほどに低く、気の毒な感じがする。
来年度から1・2年生のキャンパスが伊都に移るので、情報環境は充実するのではないかと思われる。
少なくとも自分のノートパソコンを持参すれば、それをインターネットに接続して使用できるフリースペースは多い。

さて集中講義で感じたことは、よく言われているけれども九大生の能力の高さである。
初日に聞いてみたところExcelは使ったことがないという学生が結構いたのに、最終日には重回帰分析をするという強引なスケジュールにもかかわらず、脱落者はほとんどいなかった。
法学部についていえば、女子学生の割合も多いようである。実際に、2008年5月現在の法学部在学生は894名で、うち355名が女子学生だという。
コメント (2)
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