上海五日目(３月６日)

午前中は家でごろごろ、そろそろ疲れてきたかなぁ。

ゆっくりシャワーを浴びてから日本から持ってきた『織田信忠』を読み耽りました。

偉大な父を持つって大変だなぁ。

お昼は『ぼてぢゅう』(笑)

なにも上海まで来てって話もありますが、まぁ一週間もいるんだからたまにはね。

その後ＣＤショップを覗いてみたりして…。

日本人コーナーは『浜崎あゆみ、倖田來未、EXILE』で９５%ですね。

もっといろいろいるのになぁ…と思いつつ、外高橋の保税区へ。

観光名所など一切ないのですが、長江の近くなわけですよ。

そう、親父の仕事に便乗して長江を見に行ったわけです。

…やっぱデカイですわ、長江。

沢山の船が行き来していてぱっと見のイメージは東京湾と似てますね。

これが川か！？ってくらい大きかったです。

古代文明は川が支えていたという事実の裏付けには充分過ぎるくらいの説得力でしたよ。

生活用水も運搬の手段にも使われるわけですからね。

母なる長江を感じましたよ。

その後は中心地区まで戻ってＤＳのソフトを購入、なんと1000タイトル3000円くらいのＣＤROMが売ってるんですよ、アキバとかでも売っているのかなぁ。


夜は親父と二人で焼き肉屋さんへ行きました。

スタミナ苑というお店で店名のわりに赤ミックス(カルビ、ロース等)、白ミックス(ホルモン系)、タンの３種類しか焼き物のメニューがないのですが(苦笑)凄く美味しかったです、いやマジで。

で、

支払いの時に事件が起きたんですよ。

なんと親父の財布の中にほぼお金が入っていなかったんです！

財布ん中引っくり返して数えてみても支払いの３０%くらいにしかならないんです(苦笑)

結局店の若いお兄ちゃん二人も従えて近くのＡＴＭに向かいましたよ。

これがまた気の良い奴らで笑いの絶えない珍道中でしたよ。

お互い母国語しか話せないのに
オイラ『寒くない？』
中店員『だいじょぶだよ』
オイラ『いやぁ忙しい中申し訳ないね』
中店員『まぁまぁ、そっちこそ大変だね(笑)』

とまぁこんな感じでしたよ(苦笑)


帰りはぶらぶらと歩きました。

途中親父が御袋へのお土産にと露店の焼き芋を買おうと足を止めました。

石焼きではないのですが美味しいらしいんですわ。

で、親父が一個選んで金を払おうと財布の中をがさごそやっているときにまた事件がおこったのです！

突如となりで時計を売ってたねえちゃんが慌てて騒ぎ出すとみんなで商売道具押して走ってっちゃったんです！

…

オイラ全く中国語分からないですがその場の状況をかんがみると…

女Ａ『あ、警察がきた！』

女Ｂ『マジっ！？…っ！！本当だ！』

男『逃げるぞ！急げ！！』

～全員ダッシュ～

なにが面白かったって親父は財布を見ている間の出来事だったのでなんか騒いでるなぁと思って顔を上げたら誰もいなかったらしいんですよ(笑)

本人達にとっては死活問題なんでしょうけどおかしかったなぁ。