8月21日から26日まで四川省にお茶旅行に行ってきました☆
四川省は重慶と大足には訪れたことがあるが、成都の周辺は初めて。
旅程は先生が練りに練り、交渉に交渉を重ねたもので、自分等で組むのは不可能なもので大満足でした☆
1日目は、成都に昼過ぎに到着し、そのまま彰鎮の百年茶館≪観音閣老茶鋪≫を訪れ地元のお茶風習を体感し、
その後は雅安市へ移動して蔵茶をお勉強。
初日からテンション上がることがいっぱいだぁ☆
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2日目、茶文化発祥の地、蒙頂山へ
バスで麓まで行き、ケーブルカーで山肌の茶畑を下に見ながら登る。
到着した先には、皇帝の献上茶園や茶の父・呉理真を祭った社、伝説の井戸「蒙泉井」、皇茶園、皇茶坊、世界茶文化博物館があり、
苔の生した石の先に3000年前から続くお茶文化の史跡が待っていた。
昼食を挟んで、躍華製茶工場へ
今は時期ではないので生産過程見学はできないので、ここでは工場見学と試飲販売。
夕食を挟んで、蔵茶の老舗、兄弟友誼蔵茶で試飲とお勉強。
まだ2日目。かなり濃いです(^^;
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3日目、昨夜の雷雨で川が荒れている…
今日はお楽しみのパンダ基地に行くんだよねぇ~
その前に古い街並みが残る上里鎮に立ち寄る。
この鎮は、古来南のシルクロードの重要地点で少なくとも2000年以上前の前漢時代からあったとこのよう。
街の食堂では、店先で麺を打ったり、飴を伸ばしたりで活気がある。
四川の甘味も色々売られており、食べたかった氷粉、涼羹をGet!
黒蜜風味の優しいお味。ツルっとした喉越しが嫌いでない(^^♪
上里鎮を早めに切り上げ、急いでむかうのは碧峰パンダ基地
うう…こんな時にデジカメの充電切れ&バッテリーから充電もできなくなった(;O;)
もう携帯で頑張るしかない
目線の先の木の上に折角、リアルたれパンダがいるのに
こんな高いところでで寝るんだねぇ~
時刻はお昼ちょい前、気温も高くパンダは寝てるか、厩舎に戻って行っちゃった
パンダは涼しい早朝と夕方が活発に動くんだって。
午後は初日にお世話になった方々とお食事を共にし、そのまま蔵茶のお勉強へ。
蔵茶が一般向けにこんなに美味しく改良されているなんて知らなかった~☆
そして、蔵茶を型押ししたタイルや飾りが茶館や工場、ホテルの装飾に使われてるのがとっても素敵だった
夕方、雅安市を離れて峨眉市へ移動。
遠くの山に日が落ちていい景色。
夕食前に、明日お世話になるお茶屋さんに立ち寄る。
明日も楽しみだ
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4日目、朝から生憎の雨。
今日から世界遺産、峨眉山観光です。
朝はゆっくり目の出発。
峨眉山旅遊チケット売り場から最初に向かったのは峨眉雪芽有機生産基地。
ここで峨眉雪芽の紹介をして頂き、紅茶と緑茶を試飲させていただく。
峨眉雪芽は、3月に積もった雪の下で硬くなった一番芽をまず剪定し、次に出てきた新芽から作るお茶だそうです。
綺麗に立たせる為に、茎を長めに残す。
ガラスの蓋碗で淹れた茶葉は本当に綺麗に立っている
素敵な場所で美味しいお茶を頂けてるなんて、午前からなんて贅沢
近くのレストランで食事を取ったら万年寺停車場から雷洞坪停車場までバス移動。
そこから標高3077mの頂上へ向かう金頂ロープウェイ乗場まで1.5kmの階段道を歩く。
この辺まで来ると少し肌寒くなってくるので、防寒対策が必要です。
準備してこなくても、お金さえ出せば上着の貸出し所があります(笑)
雨は持ちこたえてるけど、物凄くガスってます。こんな中、金頂は拝めるのか(^^;)
途中で挫けたら「滑竿」というカゴでロープウェイ乗場まで230元/人で担いで上げてくれます。
金頂ロープウェイは100人乗りの大型仕様。
乗った時は真っ白で何も見えなかったが、雲海の中だったようで、突然青空が見えた(*'▽')
ロープウェイを降りたら、あと少し。
四面十方普賢金像がはっきり見えたヾ(≧▽≦)ノ
今朝、土砂降りだったとは思えない青空!
四面十方普賢金像の向こうが華蔵寺、更に向こうに金頂。
1年の2/3くらい天気が悪くて見えないって聞いてたから、もうテンション上がって写真撮りまくり(笑)
30分くらい経った頃から雲海もいい感じで現れ
1時間後には雲が広がり、視界が悪くなってしまった(^^;
今日は山頂の山荘泊なので、ホテルに戻って夕食を取り、日没時間に再度金頂に向かうも真っ白(笑)
ホテルに戻って、お茶を飲んだ後は特にできることもなく22時には就寝の4日目でした。
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5日目、山頂は朝から土砂降り…
一応6時に部屋を出る用意はしたものの、ご来光は無理でした
7時に朝食を取った後、山の中腹まで下山。
雷洞坪停車場から万年寺停車場まで移動し、そこからロープウェイで万年寺へ。
ガイドさんイチオシのお寺です。
なんでも中国重大寺院の一つなんだそうで。
山門を入り階段を進むと弥勒寳殿、
先に進むと象の花路があり、奥に雰囲気のある建造物の無梁磚殿が見えてくる。
この建造物、梁がないのに数度の地震に遭遇しても壊れることなく今に至っているそう。
材料に石灰と餅粉を使っているからと説明していたような…
中には白象に乗った普賢菩薩が祀られていて、象の右のお尻を時計まわりに3回さすった手で、
自分が治したいところを触ると治るとか。
この奥に巍峨宝殿。
趣きの有る、よいお寺でした。
万年寺を出て途中のレストランで昼食を取った後は、ひたすら五湿崗停車場まで歩いて行く。
途中に、老楠群があったり
お堂「双橋清音」で小休憩したり
自然豊かなしっとりした緑の中を自分のペースで歩いて行く。
猿の彫刻が続く橋を渡って暫く歩いて行くと、やっと猿たちに遭遇☆
危険なので、人を楯にして少しの間、彼らの行動を楽しむ。
説明によると、ここに住む猿は「蔵酋猿(Macaca Thibetana)」という中国で一番大きな種なんだそう。
観光用にか山から伝って降りてこられる柵ができていた。
猿と別れ、暫く川沿いを歩いて行くと五湿崗に続く商店街道が見えてくる。
ここまで来れば間もなく停車場に到着。
世界遺産の標識を拝んだら、ホテルへ戻り荷物を引き取って、疲れを癒しにお茶屋でいっぷく。
峨眉院子の中の「琳雅軒」で、兄弟友誼の5年&8年蔵茶と峨眉紅(紅茶)を試飲。
紅茶が甘く華やかなお味で購入しちゃった☆
一息ついたら、楽山へ移動。
街のレストランで夕食を取り、明日の支度を終えると眠りについてしまった楽しく長い一日でした(笑)
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6日目、今日が最終日。
今日の目当ては世界遺産の楽山大仏です(^^♪
午後の飛行機で帰るので、本当は船で観光する予定だったが…
昨夜ぐっすり寝ている間に川の上流で大雨が降ったらしく(・・;)
楽山大仏は岷江と大渡河と青衣江の3本が合流する地点にあって、川の流れが速いし、浮草だらけ。
埠頭のチケット売り場のお姉さんに出航の目途を聞くと「わからない」と切れ気味だし…
予定を変更して、足で大仏を見に行くことにする。
10分ほど山肌の階段道を上って行くと、大仏の頭頂地点にたどり着く。
そこから大仏の脇の螺旋状階段を下りながら大仏を間近に拝む。
階段は狭く1列で降りて行き、途中で写真を取ったりしているので、降りるのに10分くらい掛かった。
大仏の足元に到着!
高さは71m、大きい~
戻りは山の中を通るので仏像は拝めません。
大仏の周りにあるお堂を見ながらバスまで戻り楽山を後にする。
空港に向かう途中、≪夾江天福観光茶園≫に立ち寄りお茶園見学。
博物館も備えた、広く素敵な観光茶園。
もっとゆっくり見たかったが、飛行機は待ってくれないのでザックリ見て終了。
お茶も飲めなかった…
こっから真っ直ぐ空港へ。
成都双流国際空港前のGOLDパンダと巨大白酒を正面から見たかったなぁ~(笑)
余計な時間全くなしの6日間。
お茶は勿論美味しいし、何処で食べても素材が良く料理が美味しい!
団体旅行だったので四川の強烈な麻辣はそんなに味わえなかったけど、
辛く無くても美味しい料理がいっぱいあって毎日いっぱい食べてた☆
企画して下さった先生、ご一緒して下さった皆さん、ありがとうございました!
先生陣は成都からチベットに更に1週間の旅に向かわれました
その体力と情熱に感服致します
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