2月10日、水曜日。
本日は早起きをして梅と酒蔵を訪れるJR奈良線の旅。
この線は、東福寺、黄檗、宇治とメジャー処にも停まるが、そこを過ぎると鄙びた土地が広がっている。
山城青谷駅で下車。
この辺りは城陽市。ってどんなとこ?
京都市と奈良市の中間にある、歴史建造物や遺跡、古墳が数多くあるとこ。
西に木津川、南に青谷川があり、水源に恵まれた土地。
パープルサンガ京都のホームタウンのひとつ。
駅を降りると、まだ芽吹いてない梅と田んぼが一面に広がる。(住宅もあります)
朝9時にココに立って、敗北感を感じる。
先日訪れた北野天満宮が3分咲き。そこより南にある青谷は4~5分咲であることを望んでいたが。。
1分咲とも言い難い景色(;'∀')
酒蔵見学の予約は11時からお願いしてあるので、その間2時間をここで潰さなくてはならない。。
故にまずは、青谷梅林のある方向へゆ~っくり景色を見ながら進む。
駅前から北東の方向に進んで行くと標識があった。
まずは、この標識に騙されて梅林に続いていない道を進み、軌道修正して中天満宮へ。
この辺に古墳があるらしいので、時間もあることだし立ち寄ってみると、
祭壇の前に狛犬ならぬツグミ。。。
寒いのでフクフクに膨らんだ状態で鎮座ましましてる(笑)
近づけば飛んでいくかと思い1mの距離まで進んでいってもそのまま。。
更に進むと、やっと気づいて飛んで行った めったに来る人いないのね。。
お参りをして、梅林方面へ。
梅林をぐるっと歩くのにどのくらい掛かっただろうか?結構広い梅林です。
数輪ほころんでいる木もありましたが、まだ全く咲いていないと言っていい状態でした(-.-)
鳥たちも春待ち状態。って、ジョウビタキじゃないですか! きれ~ねぇ☆
この梅林にもツグミ発見!
蝋梅は咲いてた☆
静かな、自然豊かなゆったりとした時間を過ごす羽目になったのですが、
開花したら梅の香りで満たされるであろう梅林の規模なので、次回は3月に訪れたいと思います。
梅まつりも2/27からだしね
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駅前に戻り、たぶんこの辺で唯一のスーパーで時間調整。
11時が近づいてきたので、そろそろ今日の目玉、酒蔵見学に向かおう!
駅から徒歩2分の酒蔵、城陽酒造さんを訪れる。
酒蔵の前には仕込み中の印、杉玉が掛かっている☆
米の磨き以外の全工程が間近で見られる規模の酒蔵で、ベテラン蔵人さんがずっとついて説明してくれる。
まずは酒米の種類から。「なぜ山田錦が酒造りに好まれるのか」から丁寧に説明してもらえる。
現在、京都市推奨の酒米は五百万石、祝米だそうで、この酒蔵もこの2種を使っている。
米の磨きは手間と時間、技術が必要である為、殆どの酒蔵が磨き専門業者に委託しているそう。
その後の工程、洗い→蒸し→酵母造り→酒母造り→3段仕込み→搾り→詰め
をこの屋根の下で全て行っている。
昔は丹波の農家が冬場の出稼ぎに来ていたそうだが、今は冬場もビニール栽培等で忙しい。
その為、殆どの工程が機械化されて、昔ほど人の手は掛からないようになったそうです。
タンクに上り、現在仕込み中のお酒を見せてもらいました。
ぷつぷつと酵母が生きている音、ふわぁ~と鼻に香るフレッシュな発泡香。
感動です!
この後、大吟醸の仕込みタンクも見せて頂けて、香りの良さにまたまた感動!
初めて知ったんだけど、大吟醸ともなると香りと旨味の両方を一連の仕込みで極めるのは難しいそうで、
香り重視のタンク、味重視のタンクの2つに分けて仕込み、後からブレンドするそうです。
1回の酒造りは35日掛かるそうで、いま蔵にあるのは正月休み明けに仕込んだお酒。
まだ搾りには至らない仕込み中でした。
絞りの工程まで見るには、12月、1月、3月あたりに予約して行くのが良いみたいです。
説明してくださった蔵人さんは、もとはお茶農家さんで、
消防団で一緒だった蔵の社長に「冬場暇にしてるならうちに手伝いに来い」
と言われて以来40年酒造りに携わってきたそう。
写真を撮る時間が惜しいほど、工程をしっかり説明してくださり、
誇りを持って働いていることをひしひしと感じました。
見終わったのが丁度12時。
蔵の前の直売所で利き酒させてもらおうかと思ったけど、お留守番の店員さんしかおらず…
お土産に、新種の「たれくち酒」と「にごり酒」を買って蔵を後にしました。
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京都に戻って、昼ご飯。
身体が冷えてしまったので移動せずに温かいものが食べたい!
そうだ、京都駅の上にも銀閣寺道「ますたに」の支店があったはず
京都駅ビル10Fにある拉麺小路に行ってみよう!
上海にもできた≪一幸舎≫も入ってるよ
まぁ、ここはブレずに≪ますたに≫にしますか。
並ぶこと10分くらい。並んでいる間に一抹の不安を感じる。。
≪ますたに≫のメニューに本来ないメニューが(;'∀') これは良くない予感。。
食べました。
銀閣寺道にある≪ますたに≫とは味も麺も脂感も異なるものです。
今はなき、白川店(今出川店の斜め前にあった)でさえ味が違ったもんな。。東京しかり。
やっぱり、美味しいものは楽して手に入れてはいけないのね(-.-)
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食べ終わって、ホテルで休憩。
午後からは、ダンナの洋服選びとジーンズ屋探しの旅。
今ってジーンズ専門店って見なくなったよね。見つけられずに、その辺の若者に聞いたら
「ユニクロ」「GAP」との答えがかえって来てガッカリよ。
ユニクロのはもはやジーパンではなくスパッツだし(-_-)
と言う話をしながら寺町通りを歩いていたら「LEVI’S」を見つけた。
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無事にジーンズも買えたし、明治屋で気になる食材も買った頃にはもう20時。
さて、今夜は昨夜のリベンジ、牡蠣を頂きましょうかね(^^♪
昨日ですっかり意気消沈してしまって予約を入れていなかったので直接お店に行ってみる。
当然のように満席。1時間くらいしたら席が空くかもと言うので、席が空いたら連絡してもらえるようお願いして近場の本屋で待機。
今日行く≪オイスター&バール ダイヤス≫は、錦市場の牡蠣専門店≪大安≫が営むお店。
もちろん人気店。
30分くらい立ち読みしてたら電話が鳴って、「15分後にいらっしゃってください」と案内があった(^^♪
広いゆったり目の空間の洒落た店内。カップル、合コン、会社の仲間、女子会の面々でにぎわっている☆
さて、まずは生牡蠣を頂きましょう!
本日は、<北海道厚岸産 まるえもん>と<長崎県五島列島産 真カキ>。
前菜3種
来たかった店に来れた喜びか、ダンナのテンションが高い(笑)
牡蠣の大鍋ワイン蒸し 10粒
これメッチャ美味しい(≧▽≦) もうひと鍋イケる!
食欲に加速がついて…
牡蠣の熱々アヒージョ
牡蠣と新キャベツの煮込み
生ハム
牡蠣のグラタンも食べたかったが、本日は売り切れてしまった(><)
お腹いっぱいの大満足でお店を後にする
本日もまる一日、素敵なこといっぱいあった☆
1年に一度の道楽の旅、残すは明日一日です!
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