☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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13/ザメッティ

2007年10月15日 | ★★★★

13/ザメッティ [DVD]
【13 TZAMETI】R-15
2007/04/07公開
製作国:フランス/グルジア
監督・製作・脚本:ゲラ・バブルアニ
出演:ギオルギ・バブルアニ、パスカル・ボンガール、オーレリアン・ルコワン、フィリップ・パッソン、オルガ・ルグラン、フレッド・ユリス アラン

グルジア移民の22歳の青年セバスチャン。ある日彼は、仕事先の家主が大金を手にする方法があると吹聴しているのを耳にする。もうじき連絡の手紙が届くというのだ。しかしその男は不運にも急死してしまい、彼宛の手紙をセバスチャンが横取りする。封筒の中には、パリ行きのチケット。意を決してパリへと向かったセバスチャンは、何者かに導かれるまま、暗い森の奥に佇む不気味な屋敷へと辿り着く。しかしそこには、思いも寄らぬ運命が待ち受けていた。なんと彼は、13人のプレイヤーが一斉に引き金を引く集団ロシアン・ルーレットに参加させられてしまったのだ。そしてその周囲は、プレイヤーの生死に大金を賭け、ドス黒い欲望の固まりと化したギャンブラーたちの狂気に満ちた眼光で埋め尽くされていた…。


13人のロシアン・ルーレット・・・に惹かれて観ました。
全編モノクロの映像が緊張感を煽ります。ほとんど音楽もかからずに進むのでのめり込んで観てしまいます。
おふらんす製とのことで、ストーリーは残酷なのになぜかおしゃれな雰囲気の映像、、、
これがハリウッドだったらガンガンいっちゃうんだろうなぁ。ってガンガンって何よ?

冒頭のすぐ気絶するオジサン、薬のやりすぎか・・・
もしこの人がゲームに参加してたら、引き金を引く前に死んでそう。一発当てたる~と出掛けても意味なくなってしまうな。ちょっとこのおじさんには笑えました。
ただ主人公がゲームに参加するために殺されたかわいそうなひと。
ちょっとドラマの「ライアーゲーム」を思わせます。ちゃんと招待のお手紙きてるし。しかし、こちらは命かかってますからねぇ。
主人公のセバスチャンの胸毛がちと気になりましたが・・・

さぁゲームを始めよう!とばかりに13人が輪になって前の人に向かって引き金を引くだけのシンプルなゲームです。それをひとりになるまで続けるだけで映画自体にはお金はかかってなさそうな感じ。
ランプがついたらバキュンなんですが、そのランプがつくまでの間が“クイズ・ミリオネア”な緊張感があってよろし。ランプがみのさんの顔に見えてくる~ウソっ、、、
賭けに参加するお客さんは、お金を稼ごうとする人もいれば興奮を求めて賭けまくる金持ち。とんでもないゲームだ。そのゲームの存在を捜査している警察はちょっと中途半端だったかな。

とても用心深いセバスチャン、そして強運のセバスチャン。しかし救いがないラストがなんとも切なく思ってしまいます。でもこういうラストは好きですねぇ。
その後お兄さんはちゃんと荷物を手にしたのでしょうか。
このセバスチャン役の俳優さんが、とてもモノクロの映像に映える人だなと思いましたね。胸毛も濃いがまゆ毛も濃い。カラーだとあまり印象に残らなさそうなんですが、顔立ちがモノクロ向けな感じがします。

見終わってから収録されてた日本版予告編を見てガックシ、、、

ハリウッドリメイク決定だとぉー!?チッ。

またかよ~。この残酷でおしゃれな雰囲気はハリウッドではぜっーーーたい出せないだろうよ。
これはフランスだから出せる雰囲気だと思うのですよ。
だけど映像化されたらもちろん観に行きますよ。比較してやるーっ(笑)

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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