珍坂ゆきこの音楽&愛犬日記

フルート&ピアノ奏者、珍坂ゆきこの日記。
愛犬コータロー&リョウも大活躍

グランマの思い出

2018年02月18日 | 日記
私が毎日観ているテレビは
グランマからの最後のプレゼント。

あんなに働いてるのに稼ぎが少なくて可哀想、と
毎年何かしらプレゼントしてくれました。

エンドレスでよくしゃべるので
私はほぼ右から左に受け流しながら話を聞いてたなぁ

冬になると
雪で寒い田舎から西宮に来てました。

生活時間がずれてる私をずっと気にしていました。
8時を過ぎると台所から
「そろそろ起こさないと」
「夜遅いからほうっといてあげて」

という母との喧嘩の声でほぼ目が覚める。

昼も夜も毎日私の帰る時間を気にして
ご飯の用意してくれました。

帰る時間がちょっとでもずれると
心配して怒られました

携帯持ち出して
メールが使えるようになると
絵文字使え使え、と
絵文字マニア。

ブログにおばあちゃんと打ち込むと嫌がり
「グランマにして」
と言われ、
メールもブログもそれからはグランマ。


可愛い姪っ子(グランマからすると曾孫)が産まれると
お風呂の時間は毎日ジーっと見ては
ニコニコ。

施設にお世話になってから暫く、

「あんなに沢山演奏者が来るのに、ゆっこに声がかからないなんて!!」

て言うから

最後のグランマ孝行と
施設にお願いしてボランティア演奏しました。

その時は、Zzzzと寝てたのに

後日
「自慢の孫だ!みんなほめてくれる」

と連呼。
「寝てたやん…」と思うが

ま、ええっか。

その辺りからはほぼ会話ができなくなってきたかな。

昔、挫折しかけたときは
「ゆっこは少し鼻が高すぎるから折れたら他人に優しくなれるし、かえって良かったじゃない」

と。
確かに。

コータローがうちに来た頃
ケージから飛び出すわ、ケージの蓋つけても飛び出してるわ。
走り出したら止まらないわで
暴れて仕方ない犬だったのに

「犬のオリンピックがあれば金メダル取れるのになぁ」

て言ってました。

グランマのお姉さんが西宮に遊びに来たときは
二人で話が止まらず
朝の5時まで話し声が聞こえてました。

そのお部屋にやっと帰ってこれたね

目標の100には4年足りなかったけど

テレビの前にプレゼントしてもらった
黒のコートを着て送り出すね。

ほんと、おじいちゃんとおばあちゃんには
特別可愛がってもらった孫でした。

ありがとう