W-2つの世界 後半 で~す。
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カン・チョルを説得して 警察が来る前に病院から
抜け出せたオ・ヨンジュ。
バス停で どうやったら もとの世界へ戻れるか思案します。
心の声「どうやって もどるの…? この前は どうやってもどったんだっけ?」
「そうだわ…『つづく』って現れたんだわ。
エンディングのカットってことね。エンディングになったから
戻れたんだわ。そうよ。(時計を見て)…30分ぐらいたったかしら。
もうちょっと待ってみよう。」
しかし,もう30分たっても 何事も起こらず…
と,思ったら,時計の針がすごい速さで ぐるぐるまわり…
あっという間に 辺りは明るくなります。(病院に着いたときは夜でした)
そこに カン・チョルから 電話があり
「会おう」という彼に自分の居場所をつげると
真っ赤なスポーツカーに乗ったカン・チョルが現れます。
大きなサングラスがちょっと滑稽です。(いかにも にわか金持ち風)
あっという間に2ヶ月もたっているという事実に
驚くヨンジュでした。
車に乗るよう促され 一緒にランチをしようと誘われます。
元気でしたか?と聞かれて 心の中で 30分しかたってないよ~と
泣いています。
車を走らせながら 2ヶ月前と同じ服だと指摘され
笑ってごまかします。頭の中は エンディングにするには
どうしたらいいかばっかりで 余裕がありません。
カン・チョルに高級ブティックに連れて行かれ
すきな服を選んでいいと言われても
帰り方を考えるので精一杯です。
たしか 現実世界では お父さんに電話をかけたのは
病院で コーヒーを買いに行かされた 帰りだったんですよね。
30分以内で言って帰れるお使いが 2ヶ月になっているのですから
あせりますわな ( ̄Д ̄;;
何か事件を起こせば エンディングになるはずと考え
フィッテングルームから 出てくるなり
カン・チョルをひっぱたきます。
きょろきょろ 『つづく』をさがしますが
心の声「…ちがうの?」 (・・;)
「何なんだ? なぜ 服を買ってあげるのに
ひぱったかれなきゃならないんだ?」(ごもっとも)
「あ…えっと…ごめんなさいっ。」
その場から逃げようとしますが,またもや腕をつかまれます。
「オ・ヨンジュさん。人をたたくからには ちゃんと理由があるんだよね?」
心の声「…だって~ ><;」
そして,思いつきます。「もしかして…」
「これ?」
ビンゴでした。
現実世界では まだ30分しかたっておらず
時間の進み方に違いがあることに気付きます。
しかし,高級ブランドの服は着たまま戻ってきていました。
だから,ヨンジュの私服とネームプレートは
カン・チョルの手元に残りました。
高級ブランドの服が3550ドルって!
同僚は 新しいラヴラインがいいと感想を言いますが
本人ですから もうどうしていいか分かりません。
父親に電話して どうなっているのか問いただします。
「お父さんも見たでしょ。新しい漫画。
知らない振りをしないで。
私 もう2度もカン・チョルに会ってるのよ。
漫画で読んだでしょう。私自身が経験してることなの。
あそこで2ヶ月過ごしたのよ。どうなってるの?
どうしてカン・チョルは生きていて,父さんはどうして…」
「それは殺人だろうと言ったな。私がそれを描いたんだ。
それが私の仕事だ。すべてはわたしの想像の産物だ。
作者が自分の作品をこわすのが どうして殺人といえる?
それに これは 殺人じゃない。審判というんだ。
あいつは 怪物なんだ。最初は分からなかった。
だが 怪物を作ってしまったんだ。だから,あいつに審判を下すと決めたんだ。
あいつを作ったのが過ちだったんだ。」
父はアシスタントも家に帰し,漫画を描くための道具を持って
仕事場兼家を出て行きます。
安モーテルの一室で 最終話を描いています。
車にトラックがつっこんで カン・チョルの車は大破…したはずでしたが
みるみるうちに画面が描き変わり すんでのところでトラックをよけるという
展開に…これにはオ・ソンムも 恐怖を感じて腰が抜けてしまいます。
「あなたは いったい だれなんだ?」と
逆に 質問を突きつけられます。
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熱が入りすぎて ついつい長くなってしまいました。
では,次回は 3話をお届けします。
お楽しみに~
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カン・チョルを説得して 警察が来る前に病院から
抜け出せたオ・ヨンジュ。
バス停で どうやったら もとの世界へ戻れるか思案します。
心の声「どうやって もどるの…? この前は どうやってもどったんだっけ?」
「そうだわ…『つづく』って現れたんだわ。
エンディングのカットってことね。エンディングになったから
戻れたんだわ。そうよ。(時計を見て)…30分ぐらいたったかしら。
もうちょっと待ってみよう。」
しかし,もう30分たっても 何事も起こらず…
と,思ったら,時計の針がすごい速さで ぐるぐるまわり…
あっという間に 辺りは明るくなります。(病院に着いたときは夜でした)
そこに カン・チョルから 電話があり
「会おう」という彼に自分の居場所をつげると
真っ赤なスポーツカーに乗ったカン・チョルが現れます。
大きなサングラスがちょっと滑稽です。(いかにも にわか金持ち風)
あっという間に2ヶ月もたっているという事実に
驚くヨンジュでした。
車に乗るよう促され 一緒にランチをしようと誘われます。
元気でしたか?と聞かれて 心の中で 30分しかたってないよ~と
泣いています。
車を走らせながら 2ヶ月前と同じ服だと指摘され
笑ってごまかします。頭の中は エンディングにするには
どうしたらいいかばっかりで 余裕がありません。
カン・チョルに高級ブティックに連れて行かれ
すきな服を選んでいいと言われても
帰り方を考えるので精一杯です。
たしか 現実世界では お父さんに電話をかけたのは
病院で コーヒーを買いに行かされた 帰りだったんですよね。
30分以内で言って帰れるお使いが 2ヶ月になっているのですから
あせりますわな ( ̄Д ̄;;
何か事件を起こせば エンディングになるはずと考え
フィッテングルームから 出てくるなり
カン・チョルをひっぱたきます。
きょろきょろ 『つづく』をさがしますが
心の声「…ちがうの?」 (・・;)
「何なんだ? なぜ 服を買ってあげるのに
ひぱったかれなきゃならないんだ?」(ごもっとも)
「あ…えっと…ごめんなさいっ。」
その場から逃げようとしますが,またもや腕をつかまれます。
「オ・ヨンジュさん。人をたたくからには ちゃんと理由があるんだよね?」
心の声「…だって~ ><;」
そして,思いつきます。「もしかして…」
「これ?」
ビンゴでした。
現実世界では まだ30分しかたっておらず
時間の進み方に違いがあることに気付きます。
しかし,高級ブランドの服は着たまま戻ってきていました。
だから,ヨンジュの私服とネームプレートは
カン・チョルの手元に残りました。
高級ブランドの服が3550ドルって!
同僚は 新しいラヴラインがいいと感想を言いますが
本人ですから もうどうしていいか分かりません。
父親に電話して どうなっているのか問いただします。
「お父さんも見たでしょ。新しい漫画。
知らない振りをしないで。
私 もう2度もカン・チョルに会ってるのよ。
漫画で読んだでしょう。私自身が経験してることなの。
あそこで2ヶ月過ごしたのよ。どうなってるの?
どうしてカン・チョルは生きていて,父さんはどうして…」
「それは殺人だろうと言ったな。私がそれを描いたんだ。
それが私の仕事だ。すべてはわたしの想像の産物だ。
作者が自分の作品をこわすのが どうして殺人といえる?
それに これは 殺人じゃない。審判というんだ。
あいつは 怪物なんだ。最初は分からなかった。
だが 怪物を作ってしまったんだ。だから,あいつに審判を下すと決めたんだ。
あいつを作ったのが過ちだったんだ。」
父はアシスタントも家に帰し,漫画を描くための道具を持って
仕事場兼家を出て行きます。
安モーテルの一室で 最終話を描いています。
車にトラックがつっこんで カン・チョルの車は大破…したはずでしたが
みるみるうちに画面が描き変わり すんでのところでトラックをよけるという
展開に…これにはオ・ソンムも 恐怖を感じて腰が抜けてしまいます。
「あなたは いったい だれなんだ?」と
逆に 質問を突きつけられます。
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熱が入りすぎて ついつい長くなってしまいました。
では,次回は 3話をお届けします。
お楽しみに~