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歴史的惨敗☆これから民主はどうなるのか?

2012年12月17日 | Weblog

民主党は、小選挙区27議席、比例区30議席の計57議席で、選挙前の230議席から4分の1以下、旧民主党結党時の93人をも下回る歴史的惨敗を喫した。

現職閣僚は史上最多の8人(1人は国民新党)が落選。野田佳彦首相は代表辞任を表明し、新代表の下で来年夏の参院選に向けた立て直しを急ぐ。新代表には、細野豪志政調会長や前原誠司国家戦略担当相、馬淵澄夫政調会長代理らの名前が挙がるが、前途に明るい光は見えず、解党の危機が迫っている。

 「敗北に至った最大の責任は党代表である私にある。結果を重く受け止め、代表を辞任する」

 野田首相は16日深夜、都内のホテルで記者会見し、振り絞るような声で語った。民主党は26日に召集される特別国会を前に、両院議員総会を開き、代表選を行う。

 まさに「殲滅(せんめつ)」という言葉がぴったりの結果だった。藤村修官房長官や、田中真紀子文科相ら現職閣僚や、仙谷由人、平野博文両元官房長官ら大物が次々に落選した。

 ホテルに設置された民主党の開票センターでは、当選確実が報じられても、候補者全員の名前が書かれたボードに当選を示すバラは付けられないまま。代わりに、細野氏の暗い表情が、何度もテレビ画面に映った。

 野田首相は「改めて国民に信頼される政党をつくってほしい」と新執行部への期待を語ったが、民主党の前途は厳しい。

 衆院選前、民主党内にはある種の楽観的な見方があった。参院では民主党が依然として第1党のため、「衆参ねじれを生かして安倍政権を追い込む」「自民党との大連立で与党になれる」などの声もあったのだ。

 しかし、自公両党が、衆院での法案再可決が可能な3分の2(320議席)を超えたことで、そのシナリオは瓦解した。

 それどころか、民主党には解党の危機が迫る。

 政治評論家の有馬晴海氏は「消費税増税やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を、党の手続きを経ずに進めた野田首相ら『松下政経塾』出身者の政治手法への反発が強い。自民党は参院からの一本釣りを狙っている。民主党が消滅する可能性はある」と話した。

 自民党は2009年衆院選で惨敗した後、谷垣禎一総裁(当時)の下で捲土重来を期したが、民主党にそれができるのか。新代表には「来夏の参院選のために、世代交代をして党が生まれ変わった姿を見せたい」(幹部)として細野氏や前原氏、馬淵氏らの名前が挙がっている。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「衆院議員の数が激減したため、『参院のドン』こと輿石東幹事長の胸三寸で決まる。民主党には11年分政治資金収支報告書で、12年への繰越金は183億9000万円あった。仮に、今回の衆院選で100億円使っても、83億円残っている計算だ。このカネが唯一の求心力だ」と話している。

 民主党は存亡の危機に立たされている。


自公で大勝!

2012年12月17日 | Weblog

第46回衆院選は16日、投開票が行われ、自民党が圧倒的勝利を収めて過半数(241)を大きく上回り、290議席台に達した。

 公明党も議席を伸ばして自公両党で320議席を超え、3年3か月ぶりの政権奪還を決めた。一方、民主党は政権批判の逆風の中で惨敗し、50議席台に落ち込んだ。野田首相は16日夜、党代表の辞任を表明した。「第3極」として注目された日本維新の会は50議席を超え、第3党となった。この結果を受け、自民党の安倍総裁は26日に召集される予定の特別国会で新首相に選出され、公明党との連立政権を発足させる。

 自民、公明両党は憲法の規定に基づき、参院で法案が否決された場合でも、衆院定数の3分の2以上の賛成で再可決し、成立させることが可能となった。

 自民党は前回64議席にとどまった小選挙区選で大きく議席を伸ばした。小選挙区選では2005年の219議席を上回り、過去最多となった。青森、群馬、徳島、宮崎など19県で全議席を独占したほか、前回13県あった「空白県」を解消した。比例選でも、各地で優勢に戦いを進めた。

 民主党は1998年の結党時の93議席も大きく下回り、公示前の230議席の4分の1以下の議席となった。前回議席を独占した新潟や滋賀では全議席を失い、小選挙区で閣僚や閣僚経験者が相次いで敗れた。

 維新の会は比例選では第2党となった。比例選では、近畿以外でも支持を広げ、全ブロックで議席を得た。小選挙区では、岡山や熊本などで前議員が議席を守ったほか、地盤の大阪で複数の新人が議席を獲得した。

 公明党は、自民党や維新の会との選挙協力を進めて手堅い戦いを展開し、前回全敗した小選挙区選で擁立した全9候補が当選した。比例選でも全ブロックで議席を確保した。

 公示直前に結党した日本未来の党は、公示前の61議席を大きく下回り、2けたにも届かない惨敗を喫した。小選挙区で得票が伸びず、多くの前議員が敗れたほか、比例選でも伸び悩んだ。

 みんなの党は公示前勢力を倍増させた。党幹部が小選挙区選で当選を決め、比例選でも、北関東や南関東で議席を獲得した。

 共産党は、比例選で8議席を得たが、公示前勢力を下回った。社民党も公示前勢力を維持できなかった。国民新党は、鹿児島3区で新人が当選した。新党大地は、比例選で議席を獲得した。