聖書通読箇所
2022年10月21日分
エゼキエル書29:1-21
29:1-21
1 第十年の第十の月の十二日、私に次のような主のことばがあった。
2 「人の子よ。エジプトのファラオに顔を向け、彼とエジプト全体に預言し、
3 こう告げよ。神である主はこう言われる。エジプトの王ファラオよ、わたしはあなたに敵対する。あなたは、自分の川の中に横たわる巨獣で、『川は私のもの。私がこれを造ったのだ』と言っている。
4 わたしはあなたのあごに鉤をかけ、あなたの川の魚をあなたの鱗につけ、あなたと、その鱗についたすべての川の魚を、川の中から引き上げる。
5 わたしは、あなたとあなたの川のすべての魚を荒野に投げ捨てる。あなたは野に倒れ、集められることも、一緒にされることもない。わたしがあなたを地の獣と空の鳥の餌食とするとき、
6 エジプトの住民はみな、わたしが主であることを知る。彼らがイスラエルの家にとって葦の杖にすぎなかったからだ。
7 彼らがあなたの手をつかむと、あなたは折れて、彼らの肩をみな砕いた。彼らがあなたに寄りかかると、あなたはくずおれて、彼らの腰をみな痛めさせた。
8 それゆえ、神である主はこう言う。わたしは剣をあなたの上にもたらし、人も家畜も、あなたのうちから絶ち滅ぼす。
9 こうして、エジプトの地は荒れ果てて廃墟となる。そのとき彼らは、わたしが主であることを知る。エジプトは『川は私のもの。私がこれを造ったのだ』と言った。
10 それゆえ、わたしは、あなたとあなたの川を敵とし、エジプトの地を、ミグドルからセベネ、さらにクシュの国境に至るまで、すっかり干上がった廃墟にする。
11 人の足もそこを通らず、家畜の足もそこを通らず、四十年の間だれも住むことがない。
12 わたしはエジプトの地を、荒れ果てた国々の間で荒れ果てさせ、その町々は四十年の間、廃墟の町々の間で荒れ果てる。わたしはエジプト人を諸国の間に散らし、国々に追いやる。」
13 まことに、神である主はこう言われる。「四十年の終わりになって、わたしはエジプト人を、散らされていた諸国の民の中から集め、
14 エジプトを回復させる。彼らをその出身地、パテロスの地に帰らせる。彼らはそこで、取るに足りない王国となる。
15 どの王国にも劣り、二度と諸国の上に自分を高くすることはない。彼らが諸国を支配しないように、わたしは彼らを小さくする。
16 イスラエルの家にとっては、もう頼みとはならなくなる。これに助けを求めたときの咎を思い起こさせることになる。このとき彼らは、わたしが神、主であることを知る。」
17 第二十七年の第一の月の一日、私に次のような主のことばがあった。
18 「人の子よ。バビロンの王ネブカドネツァルは、ツロに対して自分の軍隊を大いに働かせた。それで、皆の頭ははげ、皆の肩はすりむけた。だが、彼にも彼の軍隊にも、ツロからはその労役に対する報いがなかった。
19 それゆえ——神である主はこう言われる——わたしはバビロンの王ネブカドネツァルにエジプトの地を与える。彼はその富を取り上げ、物を分捕り、かすめ奪う。それが彼の軍隊への報いとなる。
20 彼の働きへの報酬として、わたしは彼にエジプトの地を与える。彼らがわたしのためにこれを行ったからである——神である主のことば。
21 その日、わたしはイスラエルの家のために、一つの角を生えさせる。そして、彼らの間であなたに口を開かせる。そのとき彼らは、わたしが主であることを知る。」
今日はここが心にとまりました。
13 まことに、神である主はこう言われる。「四十年の終わりになって、わたしはエジプト人を、散らされていた諸国の民の中から集め、
14 エジプトを回復させる。彼らをその出身地、パテロスの地に帰らせる。彼らはそこで、取るに足りない王国となる。
四十年の終わりにエジプトを回復させる。という主の憐れみ…
しばらくずっとさばきの内容が続いていましたが今日の箇所は回復が書かれている。それと同時に高慢にならないように教えも入っている。人間はどうして高慢になってしまうのだろう…
高慢という言葉すら聖書を読むまで知りませんでしたが…読み始めても自分と高慢の関係性が分からずずっと何年も過ぎていたような気がします。日々聖書から学び主に導いていただく必要を深く感じる真夜中?となりました。
明日からも時間を作り神様のことばと向かい合いたいと思います。